漫画

プレステージ加藤と鈴木浩介

プレステージ加藤と鈴木浩介
プレステージ加藤

お誕生日プレゼントの御礼 変ゼミ

「変ゼミ」という漫画の1〜7巻をいただいた。

乱暴に言うと色んなフェチを
実践・研究する大学ゼミ+ラブコメの内容で、
内容の性質上キャラ自身が何重ものメタさを
楽しんだり俯瞰する必要があるようで、
読者として最初は没入するのが
とても難しい漫画だった。

しかし・・・

アイドルとかアニメとかエンタメとか

「何でも元ネタありきなんでメタを楽しもうよ☆」

と開き直ってばっかじゃねーか!
と普段憤ってばかりの俺が不思議に
引きこまれていく。

それはキャラの強さだったり
登場人物の微妙な人間関係の均衡を
面白いと思えたからなんだろうな。

元々自覚しているフェチをつつかれて
楽しむ人もいれば、この漫画に
新たな扉を開発されていくような
楽しみ方もあるに違いない。

フェチモノのビデオ屋さんで目当ての
コーナー以外のものを目にしてしまい、
最初は生理的に合わずに拒否反応を
示してしまったり慣れなかったものが、
時間や経験を伴うごとに徐々に

「自分もこんなフェチがあるわけだし」
「あっちのジャンルだけキモいってことはない」

などとなってゆき、背徳感なども
交えながら興味へと変わってゆく・・・
そんな体験を思い出した。
当然無理なものは無理よ。

なので、何度か繰り返し読んで、

変ゼミ(8) (モーニングKC)
変ゼミ(8) (モーニングKC)

自費で最新の8巻を購入。

変ゼミ特有のグルーヴなのか、
大胆さの中にあるむず痒さみたいなのが、
微妙にクセになってしまっている。

アイドルヲタにも見られる一連の構造、

・Aというアイドルグループを好きなB子

・B子を好きなC太郎

・C太郎の挙動を面白がるDグループ

・Dグループの挙動を面白がるEグループ

・・・とどこまでもループしていき
(実際は何にせよそこそこの歩留まりがあるが)
それが(インターネット上で)
可視化されたり知り合いについて
わかってしまったりするのが
個人的には非常に気持ち悪い。

それと似たような感覚が、
性癖やメタ視点を面白がるものには
変ゼミも含めてどうしても出てくるのは
仕方ない。

基礎知識や教養みたいなものは
何かを為すときには必須であるが、
アイドルにハマったり、性行為中に、
そんなあれこれを考えながらやるのではなく、
トランスの果てに自我の崩壊というか
滅私のような状態を得ることこそが
本質なのではないかと考えるからだ。

そう考えてみると幼稚園や小学生でも
ダメとわかるような迷惑行為や犯罪を
やめられない連中は、浅いところで
「自分だけが気持ち良ければいい」
というエクスタシーを得てはいる。

え、なになにこんなところで
ヲタ芸とかMIX打たないでよ、みたいな。
それ以外にも自分がやりたい
タイミングや場所でやっちゃうこと全般。

でもそうでなく、社会性を保った
ギリギリのところ、もしくは
バレないギリギリのところで
永続的にエクスタシーやオーガズムに
至るのが人間てもんじゃないのか・・・

※マジでさ、バカはわかんないんだけど、
 地球規模でもライブ会場でも良い、
 大人数が自分のことだけじゃなくて
 その場の奴らのことも含めて本当に
 幸せになろうと思って力込めたときの
 トランス状態とか超ヤバいと思うんだよね。
 でも実際はなかなか1つにはなれない。

と俺は思うのだが、変ゼミではそういった
境界的な問題提起もところどころで
されていて面白い。

・・・ところで、普通の恋愛を経て
結婚をし、子供が欲しいなぁ。


 それでは・・・
 Beat your cajon!
 ※「Beat your cajon(カホン)」とは・・・


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好きな漫画でナンシーウッド「今日は死ぬのにもってこいの日」

少女ファイト(10) (イブニングKCDX)
少女ファイト(10) (イブニングKCDX)

読了。大体が数巻で終わってしまう
作品の(それでも超濃厚)
日本橋ヨヲコ先生だっただけに
まだまだ色んな展開が楽しめそうな
少女ファイトは嬉しい。
鬱展開も全然ありそうで怖いけど・・・

少女ファイト

キター、あれやん!

ナンシーウッド
「今日は死ぬのにもってこいの日」
併せて読まなきゃいけない気がしてきた。
色んな漫画や話で引用されてそう。

バーテンダー

バーの(含むホテルの)会長が
最期に選んだ場所がバー、そして
愛したバーテンダーっていうね。
もう書いてて涙しか出ないわ。

俺がもう一度酒を飲む気になったのは
この漫画のせいだと言い切れる。
別にパーティなんて酒なくても
その場の誰よりはっちゃけられるし。

この廊下に出る前にバーから出る時に
よろけて、見習いが手伝おうとすると、
普段は温厚であまり何モノにも動じない
主人公のバーテンダーが

「触るなっ!」
「会長はお一人で歩ける」

と制するわけ。涙しか出ないわ。

会長「バーの椅子を次の客に譲ろうか」

男闘呼とはこうありたいものだね。

もしくは範馬勇次郎みたいに
ジョッキにウィスキー入れて
一気飲みしちゃうとかさ。

バーテンダー 17 (ジャンプコミックスデラックス)
バーテンダー 17 (ジャンプコミックスデラックス)

Kindle版も出てるんか!
当然全巻持ってるけどKindle版も
買っちゃおうかしら・・・

バーテンダー 11 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
バーテンダー 11 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)


 それでは・・・
 Beat your cajon!
 ※「Beat your cajon(カホン)」とは・・・


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人たらしたれ バーテンダー a Paris 4巻

バーテンダー a Paris 4 (ヤングジャンプコミックス)バーテンダー a Paris 4 (ヤングジャンプコミックス)
著者:加治佐 修
集英社(2013-06-19)
販売元:Amazon.co.jp


漫画に関してあーだこーだ書きたいと
思っても、ついつい時間が経って
そのうち別のことを優先してしまう。

こうやってブログを書くことは
人のためというよりは自分のためと
正直に言った方が良いのかもしれない。

しかし本当にありがたいモノ好きさんも
結構いるのでその人のためにも書きたく、
ひとりよがり過ぎるところからは
上手く離れてみたい笑

かつて、本屋で平積みされてるような
ビジネス書の類を散々読んで、
中には何度も読むような良いものにも
巡り会えたが、実のところ

・からくりサーカス
・花の慶次
・バーテンダー

レベルで人生訓となるようなものと
出会うのは確率としてなかなか難しい。
(これらは俺の人生の教科書だ)

中には何度も何度も読み込んでいるものも
何冊もあるにはあるが。内容の濃さ深さ
だけでなく「この人(著者)合うな」
というフィーリングも重要なポイント。

漫画家やその原作者は得てして己の
センスだけの勝負でなく、恐ろしい量の
参考文献に学び、取材を経たうえで
それを多くの少年に受け入れられるように
作品として落とし込んでゆくなどしている。
大作となると関わるプレイヤーの量も凄い。

凡庸のビジネス書とは注ぎ込まれている
ものが根本的に違ったりするし、
読み手の姿勢によっては単なる娯楽作品を
超えて教科書足りうる存在になる。

「バーテンダー a Paris」は、
ご存知?「バーテンダー」の続編
というか別モノとして描かれている漫画。

このブログでもバーテンダーネタは
何度か登場してきており、本当に好きだ。
登場人物を見ているとつくづく自分には
情熱や努力が足りないと痛感する。

時系列では前作終了より数年が
経っている設定。

キャラ立ちも含めてバーテンダーが
凄過ぎたせいか、ほぼ新キャラ構成の
パリ編への世間の風当たりは厳しいように思う。

でも、キャラだって徐々に育っていくものだよね。
前作でもこのキャラがこんなに活躍するなんて!
というのはあった。

(好きなものは特にAmazonレビュー
見ちゃダメよな・・・「世間」じゃなくて
あくまでごく一部の見解なんだし。

それにブログやソーシャルじゃなく
Amazonに長々とdis書く奴なんて
きっと面倒臭い奴に決まってるわ!)

前作が、東京・銀座を中心に舞台とした
ことが、前作とパリ編を比べてしまうと
アドバンテージになっている部分も多々ある。

読者で、銀座でなくとも国内の
オーセンティックなバーや逆に
喧騒そのものとも言えるバーを
実際に経験した人の数はパリに比べたら
段違いに多い。

・舞台
・背景
・人間

が主に全てドメスティックであり
「自分ごと」として漫画を読めるのだ。
親近感や既視感が寄与する面も少なからずあるだろう。

前作の主人公である佐々倉溜の存在を
チラつかせることによって読者の
気を引き、パリ編単体では弱いシナリオや
プロットを遺産で補っている、
という穿った見方も出来るかもしれない。

全くの別モノとして、何故バーテンダーと
題したのか、主人公を変えたのか、
大人の事情は諸々あるかもしれない。

それにつけても、主人公の違う本作で、
原作の城アラキ先生が何に挑戦しているのか
追ってみたい。そうさせるものがある。

舞台であるパリには17のとき、
もう15年以上前に1度だけ行ったことがあり、
だいぶMOTTAINAI滞在、触れ方をしてしまったが
何となくの記憶があり、それも役に立つ。

※当時はその場を積極的に楽しもうという
 気概が現在と比べて全然弱かった・・・

コミュニケーション能力や文章力が
欠落しており(&相手への思いやり・・・)
日々コミュニケーションの問題を抱える
俺にとって、漫画バーテンダーは
感動の場であり、勉強の場である。

ここまで書くと気持ち悪いかもしれないが、
前作と絵や内容が少し変わったところで、
本質は変わっていないように思える。

だからこそと言うのは強引だが
ある人は保守的になってパリ編をdisり、
前作の良さに固執する。

音楽でもアルバム1枚を経ただけで、
当人たちはあくまで自然体で前向きに
作って発表しているつもりでも
評価が一変したり勘ぐられたりするのは
良くあることだろう。

その実どうあれ俺はかなりの
城アラキファンになってしまってるから、
積極的に良い風に捉えようという傾向はある・・・

パリの名門ラッツホテルに
コンクール優勝カクテルを置いてきた
(日本ではもう作らないというポリシーがある)
佐々倉溜についても、本作で
より理解を深めることが出来るだろう。

パリ編になってからも、心の棘を
どうやって抜くのか、それが無理でも
どう真摯に向き合うべきなのか、
充分学ぶことが出来ている。

4巻では、今一度仲間や恋について、
また何かを贈るということについて、
考えさせられ、涙した。

あとは求道精神だな・・・

何かを背負いつつも、それを前面に
押し出したり吐き出すのではなく、
求道精神に向けて修行したり、
究極の「人たらし」として人付き合いの
作法やサービスの技術を磨く。

そういう意味で、漫画バーテンダーに
毒され過ぎてリアルのバーでも
過剰な期待をしてしまわないようにと
気を付けている。

リアルの素晴らしいバーテンダーも
存在するが、そんな人、店ばかりではないのが現実。
また値段やロケーション、時間帯などに
見合ったサービスというものがある。

一方、リアルのバーテンダーからも
学びは当然ある。漫画にも限界あるからね。
話術、静寂の中での仕事ぶり、まさに
ライブでしか体感出来ないものがある。

モンスター化やヒートアップしたり
面倒くさいお客さんへの対応など、
「そんなやり方があるのか!」と
自分がサービス提供側として立つ時に
真似させてもらって助かったケースも。

とにかく、バーテンダーを読むたびに
「人たらしたれ」と思わされる。
こんなことを書いておきながら
全く相反する行動をしまくっている
自分に辟易する・・・

相手に愛されることは難しいだろうが、
相手が帰ってきたくなるような存在に
なれたら面白い。

トーニャハーディングがここまで言う
漫画だから読んでみよう!という気に
少しはなってもらえた?ならない?
ムズい・・・

バーテンダー a Paris 4 (ヤングジャンプコミックス)バーテンダー a Paris 4 (ヤングジャンプコミックス)
著者:加治佐 修
集英社(2013-06-19)
販売元:Amazon.co.jp



 それでは・・・
 Beat your cajon!
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