領収書バトル

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とある会合にて、主幹事がPDF版の領収書を
発行する案を出した際に、
「(ダメなので)紙の領収書が欲しい」
という意見があった。
それに対し”弁護士”である主幹事は、
・領収書は宛名がなければ無効である
・宛名が間違っていたら無効である
・お店のはんこがなければ無効である
・レシートでは無効である
・収入印紙が貼ってないと無効である
・印紙が貼ってあっても割り印がないと無効
などの様々な都市伝説がある。
いずれも何の根拠もなく、
いずれもすべて誤解である。と回答。
税法上は、証憑書類にすぎず、
要するに証拠の一つ。という。
その支出を本当にしたかどうかが
他のなんらかの証拠によって確認できれば、
領収書自体も本当は必要無い。ふむふむ。
・名前を記したメールに領収書のPDFを添付
・そのメール本文とPDFの両方を印刷して保存
・紙の領収書よりも強力な証拠になる
・メールは幹事と送信先PC(サーバにも)保存
・当日の現金徴収の記録も紙ベースである
・徴収記録はデータ化し幹事陣がDropboxで共有
・出席者の出席事実は写真でも残っている
・出席者の記憶を頼りに誰もが証言可能
・今回のやり方なら税務調査にも対抗可能
・本当はメール本文があればPDFも必要ない
・以上は税理士先生も問題ナシとの見解
領収書っぽいものが好き、という方のために
添付する・・・
とのことで・・・
勉強になったと共に、かつて色々と自分で
調べた際も実は「契約書」だって簡単で
良い、ほとんど後々の面倒のために云々、
という話を見た気がした。
そう、もう気がしたレベル。
だって実際は色々と大変ですもの。
ここで出てくるのが「商習慣」や
「それぞれの会社のルール」だ。
・かくかくしかじかの精算は受け付けません
・契約書雛形は原則我社のものを
というような。そして何故かみな頑な・・・
みんなも書類はじかれたりするよね涙
こういうローカルルールの色々が
もしかしたらその会社や業界、或いは
社会までも発展させてきた部分がある
かもしれないし、士業の先生方と会社員との
齟齬や乖離(軋轢?)を生む部分かもしれない。
世の中には「法律上は」という枠と
重なっているように見えて微妙にズレている
ルールのようなものが良くあるものだ。
そして我々はそれに縛られて生きている。
何かの本で見たけど、
家族、地域、学校、会社、法律、国家、
宗教、など人を縛るものや、何が
その人の上位概念となるか、それぞれ
違うという。
例えば何よりも家族命の人もいれば、
宗教のためには国家や法律のルールを
破ることも厭わない、家族の犠牲もしかり
という人の存在はとある宗教を想起できるし
ドラマなどでも良く観るだろう。
今回単に面白いメールのやり取りだなぁ
(でもこの人たち全部MLでやるんだよな)
と思って見ていた面と、考えさせられる
面があったのでブログネタにしてみた。
そういえば色々と書類にうるさい
お得意先様がいて、ウチの会社は
法務もいないしみんな忙しそうだったので
ネットと過去の知識寄せ集めて俺が
適当に作った契約書が一発で通った時は
笑ったな。意外とそんなもんだったり。
まあ俺は適度に自由で、でも適度に
属人化しないで済むようなルールというか
フォーマットに落とし込んだ色々が
多少は備わってる会社を作りたいな!
 それでは・・・
 Beat your cajon!
 
  ※「Beat your cajon(カホン)!」とは・・・


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