あんまり映画を知らない俺が映画を語るシリーズ。
エイリアンvsプレデター DVDを観た。
2も早く観てえ!
グロいのとかネバネバとか嫌いだし、
昔テレビで観たエイリアン1とかシュワちゃんのとか
キモかったなぐらいの記憶しかないのだが、
心の奥底に何だか惹かれてしまうもんがあるのかな。
意識的には ホラー > グロ のつもり。
でも最近ホラーも無駄にグロいよね。
謎要素や納得感とかで楽しませるの放棄して
グロでの圧倒に走ってる気がするんだよ。
呪われる筋合いねえよ!
織田無道にでも除霊されてろ!みたいな。
で、かなり前にエイリアンvsプレデターへの
コメントみたいのをバーっと見て、ずっと気になってた。
え?ついに人間そっちのけ?みたいな。
実際観てみると、イイ感じで人間そっちのけ!!
チームプレイとか苦悩とかそっちのけで
ああ人間は単なる餌なんだな、みたいな扱い。
生け贄の場にエイリアンの卵が
セットされるシーンはかなり笑った。
ただ、流石?と言っていいのか人間にも
申し訳程度の活躍をさせてくれる感じはある。
運に任せた程度の。そこも結構笑う。
良いテンポでサクサク人間は死んでゆき、
ご都合主義的にエイリアンとプレデターの
バトルが始まる。とにかくテンポが良い。
そのあとも痒いところに手が届く感じで
ご都合主義が適宜配備されていて良い。
人間の嫌なところを刺激するつもりなのか、
財力とか博識な感じの人をサクっと殺すの
好きな話って多いよね。その一方、金持ちも
色々あって大変なんだよ、みたいな面も見せて。
ところで、プロメテウスさんよ・・・
早々とDVDの準備してる場合じゃないぜ・・・
本家?エイリアンもの出典を想起させるような
あれこれを散りばめるのは良いが、
これはトンデモ映画と言われても仕方ないぜ。
俺たちはすっかり人類の起源の謎を
探しに映画館に行ったつもりだったのだが、
グロいギャグ漫画を謎スペクタクルで
お届けされちゃったよ。
映画館を出ながら「イカ野郎!イカ野郎!」
と嘆いたものだ。そして帰りにイカ焼きを食った。
人類の起源探しに宇宙行ったけど
行かなきゃ良かった公文式みたいな酷い映画だ。
金持ちのじいさんがここでもかなり惨めに殺される。
このパターン好き過ぎだろ外人。
ただし現地人に全く話が通じなくて問答無用で
地球人皆殺しモードになったのはかなりウケた。
映画館全体が少し湧いてた。
ドラゴンボールのオリジナル版を探すために
ナメック星に向かったけど、肝心の
ナメック人がフリーザ一味に滅ぼされかけてて、
どうしようみたいな。これ思い出したよ。
おいドラゴンボールのパクりじゃねえか!?
しかもプロメテウスはドラゴンボールよりも
ちょっと全員頭が悪い感じだぞ!
それで文明語るのが苦しい感じになってるのか。
笑わすための映画なの?高度なシュールギャグ?
わかんねよ・・・
話をエイリアンvsプレデターに戻したい。
ただでさえ、観る前から「女1人だけ
生き残るパターンだろうな」みたいに
予想したくなる絶望的なタイトルだが、
(本作に限った話ではない)
その上に踏み込んだダンジョンに謎の罠まで
張り巡らされていてエグい。
その点プロメテウスはダンジョンも割りと
簡素で、安西先生が「まるで成長していない・・・」
と嘆くまでもなく劣化だよ劣化!
まあそんなダンジョンがあるから映画の
完成度や評価に繋がるって単純なもんでもないし
俺としてはあの謎なダンジョンはちょっと無駄に
インディージョーンズ要素を加えてしまって
失敗かなと思ってる。もっと簡単でイイ。
「10分ごとにここは動くぞ・・・」
とか別に要らねww
とにかく、グロ嫌いの俺が、エイリアンの
口から出てくるチンポみたいな第2の口を
笑いながらギリギリ見れる感じの良い映画だった。
(ごっつええも思い出しちゃうし)
2も早く観てえ!
それでは・・・
Beat your cajon!
※「Beat your cajon(カホン)!」とは・・・
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