山田ワープと、「後ろを向くな 正面を見ろ」

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オンラインRIP、怒る人、「山田ワープじゃねえ山田だ」「イイ話にすんなよあいつにもクソなところいっぱいある」と死人が出ても変な方向にマウンティングしたい奴ら(気持ちはわかる)、「大変だったんですよ!」といつものように労いを求めてくるプレステージ加藤、平常心でDJ SODAの動画をRTする奴。

山田が死んで、久々に色んな人の顔を見て、恐る恐るツイートも見て。

山田関係なしに随分前からずっと心身が万全じゃなかったんだが、

・久々に加藤と色々話したり
・ラジオ沈黙の金曜日にて、アルピー平子さん「病むのは簡単」
・「後ろを向くな 正面を見ろ」この歌詞の曲が背中を押し

こういうこととか、山田と一緒に「あきねっと」に出た日のことを思い出して、無理矢理なポジティブさだったり握り拳振り上げたりではなく、色んな局面で「いい加減顔を上げよう」という気持ちになってきた。

2013年11月3日開催のあきねっとは凄いイベントだった。

「あきねっと」にkz、榊原ゆい、okadada、“プリキュア”勢 – 音楽ナタリー

この日、3人とも体調が悪くて、こんなにデカいイベントに出られて楽しみなのに今ひとつ士気が上昇しない、どうしたものか。山田と俺を繋ぐ存在といえば、まいんちゃん。そんな都合の良いことないだろうとニヒルに嘯きつつ、まいんちゃんこと福原遥さんのスケジュールを見てみると、なんと。

NHK文化祭2013(すイエんサーガールズとして出演。2013年11月3日、NHK渋谷放送センター屋外特設ステージ)

体調悪いのに、夜中に大事な大事なイベントがあるのに、プレステージ加藤と、山田と、3人で渋谷に行きました。

すイエんサーガールズのキラキラ☆GIANT KILLER大好き、良い曲過ぎる。「大きいお友達」という記号の一部として瞳をキラキラさせライブ鑑賞していると、山田の知り合い(子連れ)と遭遇。大きいお友達の大きいお友達たるアイデンティティをこんなにパーフェクトに発揮する場面があるだろうか(反語)。

3人は本当にすっかり元気になって、その晩のあきねっとでは無我夢中で盛り上げましたとさ。アイドルって凄い。オタクの戯言なんかじゃなくて本当に元気をくれる、「後ろを向くな 正面を見ろ」って背中を蹴ってくれる。

throwcurveが主催するパーティで縁をくれ、山田とお互いDJとして初めて会って「ツイッターやってるんですか!?」と意気投合したあの夜も、小規模な内輪イベントも、最後に京都でやったライブも、ずっと忘れないよ。でも、振り返るのは程々にして、そんなに先の方は見据えられなくても、前を向こうと思う。

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