高城剛のジョブズ評に感動

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随分前のメルマガQ&Aか何かだったと思うが、
高城剛のジョブズ評に感動した。
アップル信者にしてみれば当たり前の
ことかもしれないが、それにしたって
他では俺は見聞きしないもので、
やはり高城さんは本質を捉えている人で
またそれを伝えるのが巧いと思える。
有料メルマガは解約しちゃったけど・・・
いわくジョブズは信じているものが、
他の経営者と違うのだという。
一般的な経営者やビジネスマンは、
予算やマーケティングを重要視する。
それは当たり前だが、それ以上に
スティーブ・ジョブズは、
世の中にとって必要なもの、革新的なものを、
いつも目指していたと。
例え、誰に何を言われようが、
何度失敗しても、それを貫いた。
ここまではよく見聞きするような話だ。
では、彼(ジョブズ)が信じているものとは
一体何だったのか、それはあたらしい人類の
未来を創る事だったのではないか。
そして、その哲学はデジタルにあり、源流は
カウンターカルチャーにある。
インターネットは、成り立ちが国防総省のもの
だったということからも、それとは違うとわかる。
アップル製品は常に
「デザインド・バイ・カリフォルニア」
と書いてアメリカ国家から距離を置き、
イギリス人であるジョナサンアイブに
製品デザインを託してきた。
常に対抗文化のポジションであり、
アップルの成功の秘密は、
アメリカ国家との距離感である。
また、インターネットの多くのサービスは、
インターネットのなかだけで完結してしまう。
しかし、このデジタルという「思想」や
「革命」は、あらゆるものを数値化し、
世の中を再編しようとするが、
我々の身体は変わるわけではない。
身体に代表される普遍的なものと、
音楽からメールまでデジタル化されたものを
つなぎ、あたらしい人類の未来を
作ること。それが、iPhoneからマックまで、
すべてのアップル製品の魂なんだということだ。
確かに高城さんの言う通り、
iPhoneと相性の良いWEBサービスは
山ほどあれど、iPhoneやアップル自体と
インターネットというのは直感的に
軸が違うのかなと思わせる部分がある。
それこそPCでやっていたことが
電話でどんどん解決出来るようになって
いっているようなイメージ・・・
みんながあれこれ言っていることよりも
階層がいくつか上で本質的で、だからこそ、
初めてiPhoneの発表をしたジョブズの
プレゼン動画なんかが未だに感動的なのかも。
地図やらかしたりジョブズ没後の製品で
微妙なのが出たぐらいでは揺るがない強さ。
永遠は無いからこの先はわからないけど、
アップル製品を敬遠してた俺が今のところ
iPhone以外使う気にならないのは、
強力なファン化に成功しているよな。
しかも割りとアンチをひっくり返してる。
(あ、iPodは使ってたな。iPhone選んだのと
極めて似てて、アップルへのスカしたイメージ?が
ひっくり返されるほど他より「良い!」と
思わされて買った)
大それたことだけど、一度きりの人生、
何かをひっくり返すようなことしたいよな。
それでは・・・

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