あの人に誘ってもらってDJをやって、
何勝何敗じゃないけども、
スベったり、失敗したりしたことの
方が多く負け越しなんじゃないか。
あの人が何かの板でdisられて、
その金魚の糞みたいに
「自己満」「実力不足」と
俺もdisられたことがあったっけ。
「完全に内輪の書き込みじゃねーかww」
なんて今では2人で笑い話且つ
戒めにしているんだけども。
しかしそれでも大一番の時に
(少なくとも俺には大一番)
誘ってもらえるってこと、
それが期待の表れからにしても
試されているのだとしても、
それに応えられないようじゃ
人間終わりだなと思う。
今時分
「イベントやりまーす、DJやってくださーい」
なんてのはメールや電話ですらなく、
ソーシャルメディアのメッセージ機能で
詳細を語ることはなくとも場面や即席で
ポンポンと決まるもんなんでしょ?
金やコネ、スケジュールなどの
課題があるゲストだけはくれぐれも丁重に・・・
でもあの人はこんな俺に対してでも、
24バリに超多忙なスケジュールのなか
現場に現れてくれて、まず最初に
口頭でしっかり伝えてくれたっけね。
ごめんなさい、俺クソ面倒臭い人間で、
そういうの超重要なんすよ。
そういう人には本気で応えたい、
そうじゃない人にはきっと笑顔対応の
裏で上手く気持ちを乗せられてない。
時間とコストの問題から対面での
云々が大変なので仕方なくメールで。
みたいなのが凄く伝わってきて
こっちが申し訳なくなるくらいの
オファーをいただける尊敬すべき
方々がいらっしゃるのも事実で、
本当に感謝しているし、それはそれ。
でも、手間とか念のこもってない、
パズルの組み合わせや数勝負、
簡単に決まる話っていうのは、
どうしたって得られる効用、
感動もそこそこで、歩留まりって
もんが起きる。
何らかの起因でよっぽど強大な力が
発揮されればあるいは、っていうのは
あるけれど、気持ちや準備がそこそこでは
ハレも発生しにくい。発生したとして
それが主催の、パーティの成功と言えるかは別として。
まあ理屈抜きにそれが後々まで
語られるかどうかは結果次第。
何勝何敗みたいなのは、
「お客さんが主役」
「お客さんを楽しませてナンボ」
という、ある意味普遍的で正しいとも
言えそうな尺度からすると極めて
主観的であって、お客さん、ハコ、
パーティ、イベントからしたらどうでも良いこと。
でもやはり、
「欲しい結果が得られる」
→ ネガティブな見方をすると
予定調和とも取れるこの公式ではなく、
「期待以上の何かを作り出せたかどうか」
これで考えないと、特にDJなんて本質的には
誰がやったって良くて、出来合いのMIXを
良い音で流してればOKってことになる。
少なくとも、俺はそれが出来たら勝ち、
出来なかったら負け、と考えてきた。
1,200人見てもらったUstreamが
どうしても1つの基準になるわけで、
そういう意味では、あの日から俺は
ほぼずっと屈辱にまみれたDJをしてきた。
Ustreamの件は運や先行者利益的な部分が
大きかったとは言え、誰にでも
出来ることではないことは確実だ。
それが俺には出来た。だから、
成長を続けて徳を積みさえすれば、
(小さな爆発を続けていけば)
また大きな爆発は来る、と念じ続けてきた。
で、結果は・・・
まあ努力は全然足らなかったかな・・・
でも、そんな俺でも、良いところを
見つけてくれようとする本当に素敵な
仲間に出会えた数年間だと思っている。
お前ら、ありがとう。
DJをやれば現場に来てくれて、
曲やDJ MIXを作れば意見をくれたり
広めてくれて、ポツポツとオファーをくれる。
えーと、そろそろ少しずつでも
恩返ししてかなきゃな。
まず今回はあの人に恩返しをしよう。
面白い試みをしてるみたいだから、
そのコンセプトの部分だけ最大限
自分で考えてみて、シミュレーションして、
誰が踊らんでも良い、あの人に参ったと
言わせさえすれば良いDJをしよう。
「当日もお客さんはお金を払うんだから、
そのお客さんに対して失礼だ」
ごもっともだ。だが俺にはその
お客さん達を確実に楽しませる実力が無い。
一方で、ただ一人の人をターゲットに
何かを成し遂げることが出来ない人間に、
多くの人を感動させることが出来るとは
俺にはとても思えない。
今回は申し訳ないが一点突破だ。
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