・・・ということで、
綱島温泉パーティのオリジネーター
綱島温泉湯会で、遂にライブで出演します。来てみそ!
【2015年5月10日 綱島温泉湯会】
第一弾出演者発表!
<LIVE>
杏窪彌(アンアミン)
Maison book girl
トーニャハーディング
狐火
チミドロ
世田谷ピンポンズ
and more…!!!
<DJ>
J.A.G.U.A.R.
isseiujiie
からぱた
キノシタリュウ
Nachu
OSVR™
DJ CARP
and more…!!!
https://www.onsen-ongaku.com/
良いな、羨ましいなと思っていた綱島温泉湯会、DJ CARPさんにお声掛けいただき、しばらく前からDJで出られることに。幼児、いや胎児からシルバーまで踊らせちゃって、VJ歴と合わせると物凄い数と年月パーティに関わってきたCARPさん。パーティやDJそのもの、考え方には常に勉強させてもらってる。
そんなCARPさんに「(面倒くさいので広義の)和モノDJ」として選ばれた喜びは大きい。つくづく湯会の会場施設、お客さん層、ノリは独特で唯一無二だなと感じることが多く、やるたびに新しい学びも発見もある。時に全く違った顔を見せる。力量不足を痛感することもある。そんな楽しくも難しい場所でやらせてもらえる喜び。
またどこかで語る場所があるかもしれないけど、CARPさんと出会ってからしばらくはお互いあんまり仲良くなれずにいた笑。でも今ではお互いなくてはならない存在になっている。
「(面倒くさいので広義の)和モノDJ」
などと書いたのにはわけがあって、色んなレイヤーが重なったJPOP・歌謡曲・アイドルソング・邦人の作ったアンダーグラウンドのダンスミュージック、それを全て乱暴に和モノと括ったとして、そこの空間・イベント・シーンなどが和モノ縛りでなきゃいけない理由ってなんだって今でも考えてる。
10年前かそこらくらいの、自分もDJするより多くは客として週末出かけ、ハウスやヒップホップなどの国内外の大物が毎週のようにどこかのハコで拝めた気分(まさに気分だけで実際は違ったかもしれない、思い出フィルター)がどこかにフッ飛んで、いつしか自分も関わる人やハコが様変わりしていって、DJで和モノしかプレイしないことの方が多くなっていった。
その中でCARPさんや今の仲間との出会いがあり、ある程度評価をいただき、現在の流れを生んでいることは間違いない。
しかし楽しみながらも「自分は和モノDJではない」という、自負ではなくただのラベルや記号のようなものだが、そういう自覚がある。ごく一部の人間はオールミックスやハウスミュージックセットの時の自分をとても良いと評価してくれる。やっぱ洋楽大好きだし笑
少数の自分を良く知る人は自分が元はバンド畑で、ハウスDJをやって、アイドル好きになって、最近は良くわからん状態だ、というような感じだと思う。その中のごく少数は、今俺が一番やりたいことを感じ取ってくれている。
DJが単に曲選びの作業だということでなく、とてもクリエイティブでエキサイティングな役割りを持っているということは特にここで語る必要は無いので言い放っておこう、DJは最高に楽しい。だから続ける。特段メチャクチャスキルがあるわけでもなく博士のように音楽が詳しいわけでも無い俺でも、条件が揃うと場にトランス状態を招いたり爆発させることも出来た。この”条件”を必要としないのが?オカダダのような希少な存在。
DJをやらせてもらう機会をいただきながら、色んな考えが去来、逡巡して、プレステージ加藤に再び音楽を再開させて、無策のところからスタートして2人でDJブースに立ったり、アナログレコードを作ったりしてきた。やっぱり他人の曲だけでは満足出来ない身体なの。
かなり長い年月あたためてきたというかそれはテイの良い言い方で、ほぼ腐りかけて諦めてた曲(spa wars、joy time people)の音源化と、レコード作り、沢山の人に支援してもらったクラウドファンディング、言ってみれば普段努力をあまりしてない人たちが元気玉を出すところまでやってしまったので、真っ白になった笑
ここ数年、そして今でも
「トーニャハーディングって誰?」
との闘い。
色んな場面で「君、誰?」
って言われる気分 or 言われたと想像してみてどうよ?「はい私はこういうもので」と言える人なら強いのでOK。俺は弱い。
でも、それまではそういう土俵にも上がっていなかったというか、更に何者でも無かったわけで。そんなおじさん達なので、何かやるとすぐ真っ白になる、許してにゃん。そうならないようにちょいと先まで見越して自分たちで立てたはずの行動計画すらも全く守れない笑
今は、なんかアイドル好きそうでDJをちょくちょくやっているトーニャハーディングという奴が、バンドだ!とか言ってるんだけど大したことなさそうだな、という段階。凄い先見の明がある人はバンドに出演オファーくれたり、悩みながらもオファーを考えてくれたり、そしてライブを観に来てくれたりしてるんだけど、いかんせんバンドでの実績が無いのでね。
でも曲は良いでしょ!
色んな縁が重なってDJとしてレギュラーで出させてもらっている綱島温泉湯会だけれども、同じく1Fの大宴会場でパフォーマンスするライブ出演者と自分とでは、おそらく共演者やお客さんが感じる以上に、違いを感じている。
既に湯会そのものは凝ったオファーの人選もDJもお客さんも温泉もその全てが渾然一体(まさに渾然一体)となってこその場になっており、それが最大の魅力なのは明らかだが、自分の中では違う。
あそこに自分の曲やバンドを引っさげて出られるようじゃなきゃ、綱島温泉湯会に出たとは言えない、と思っていた。でも、まだ遠かった。
ここまで語っておいて、言いたくないこともあるので言わないけれども、綱島温泉・東京園の休館を前にした最後の綱島温泉湯会、そこでトーニャハーディング、バンドによるライブが出来ることになった。CARPさんの思いや行動、それに呼応するようにして起きた色んなことが繋がった。つくづく持ってる男だなとは思う。感謝します。いただいたチャンスを、やりきる。
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