これをお読みのあなたはTZ10CRRに乗った(載った)ことがあるだろうか。そこでDJ行為をしたことがあるだろうか。
※ゆけむりDJsより、DJ CARP、Nachuの後ろ姿
乗ったと書くべきか載ったと書くべきかわからない。実感としては、「載った」。生殺与奪権を握られたとも言う。ドナドナ。
大分県は別府にある遊園地「ラクテンチ」に、大量の温泉と泡を持ち込み、ぶっ放ち、お客さんが腰にタオルを巻いて半裸で(水着を着用し)遊んだり踊ったりする、湯~園地。先週末、我々ゆけむりDJsはそこでDJをさせていただいた。
湯~園地計画
この時点で何を言っているのかわからねーと思うが続ける。ブーム式という機構の高所作業車でDJブースは地上から7~8mだろうか。一部ジェットコースターの軌道よりも高い目線まで上がる。そこでDJをしたりお客さんを煽ったりする。肥満の俺が乃木坂46のアンセム制服のマネキンでサビのフリをするとバスケットが激しく揺れ真剣に怒られる。曲の展開やブレイクに合わせて泡のバズーカが放たれる。俺たちDJの前を通るジェットコースターにも湯や泡が張られてる。何を言っているのかわからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった。
湯~園地および別府でのゆけむりDJsの活動記録詳細については、メンバーなちゅのブログを参照して欲しい。
ゆけむりDJs 別府へ行く![vol.1]
インターネット上や、オフラインでは以前から奥様と仲良くさせてもらっている家入一真さん、ライターのヨッピー、そしてマックスむらいなどのネット有名人たちが続々集うなか・・・
???
そして
日帰りで💦
「湯〜園地」行ってまいりました!
出資されたみなさんが楽しんでたので私は写真だけ撮りに😊みんな楽しそうだった〜。華やかなイベント!別府、、大分市、、大分県がもっと盛り上がるといいなあ😊東京戻りまーす🙆 pic.twitter.com/lsSeb5MBHL
— 指原 莉乃 (@345__chan) 2017年7月29日
まさかの指原莉乃様が本当に降臨!!!
何してんの!?一体別府に何が起きてるんだ。せめてブログだけでも冷静になろう、俺は以前から指原、指原と呼び捨てでツイッターやブログに書いてきたんだ。現場で出会った人の多くもそうだったと思う、親しみを込めて。だから急に「指原さんが・・・」などと俺が言い出すのは痒い。でも紛うことなき”指原さん”だった。凄かった。これがNo.1アイドルか。
書籍「逆転力 ~ピンチを待て~」
逆転力 ~ピンチを待て~ (講談社 MOOK)
も読んだし総選挙でも唯一投票したことがあるのが指原。(生駒ちゃんには投票してないのかよ)当然写真集も買った。団地妻みたいなグラビアの週刊誌を見てショックも受けた。(証拠保全のために2冊購入した)。ああすげえ、ダメ元で?呼んじゃう人も凄いけど、来ちゃう指原が凄いよ。運、めぐり合わせもあったに違いないだろう、でもこんなクレイジーな祭に貴重な時間を割いて来てくれちゃう感覚。日本一のアイドルですからねぇ・・・これはさ、俺が現在どんだけ乃木坂ちゃんに狂っており下駄を履かせようとしても揺るがない。テレビでピンで堂々と振る舞い、メンバーの面倒を見、その力で総選挙1位を何回も獲ってるのはダテじゃない。それと同じことを他の子がやろうとしても難しいだろうな。
ダイノジ大谷さんと大地さんの煽りパフォーマンスも見事だった!選曲も的確にお客さんのハートを掴んでるし、大谷さんのマイク、大地さんのアクション、素晴らしかった。
それにしてもクレイジーな祭でクレイジーな集会、こっちの頭もクレイジーになるしかない。選択肢は用意されていない。かつて海外のフェスの舞台装置を「パチンコ台みたい」と揶揄したことがあったが、まさか自分が高所作業車で(オペレーターさんが嬉しそうに)リフトされてDJすることになるとは・・・
2016年夏、神宮、釣り堀の西野七瀬さんを思い出したわ。めっちゃ高い位置までリフトされてて流石に笑った、あの曲調で何してんねん。バスラSSAでもメンバーがボーナスステージみたいに客の頭上を通れる床の上でパフォーマンスをしてたりしたが、あれかなりのメンバーが怖かったらしい。やっぱり西野さんは凄い。神宮のあれ何十メートルよ。マカオタワー(233m)からヒット祈願のバンジーしちゃったから日々の生活が物足りないに違いない。
高所恐怖症だったはずの俺がもう高所作業車に乗りたくなってるから、またチャンスは無いものか。
■DJブースを設置したいアレコレ
・アイアンマン、トニースタークの会社スタークインダストリーズ社の上のとこ
・ノイシュバンシュタイン城
・オペラの2階席のテラスみたいになってるやつ
(あのせり出てる感じがイイ)
・文京区役所
・VIRGIN BEATの氷室さん
20年前にロンドン行ったときは、クラブのフロアの真ん中に祭のやぐらみたいなのがあって、その上にDJが複数いて適当にやってる感じで、DJの顔もハッキリ見えないくらい高い位置にあった。客も特にブースの方に釘付けというわけでもなく好き好きに踊ってた。ああいうの良いな、日本に根付かないかな。
15年前に行ったサンフランシスコのクラブは凄かった。たまたまミゲルミグスだったかが出る日で、良い感じのディープハウス。フロアが陥没してるタイプのところで、東京で言えばAIRとか月見ル君想フを大きくした感じか。フロアへの階段を降りる前のスペースにはパソコンが何台も置いてあってインターネットが自由に出来た。ブースも高い位置にある(ちょっと映画版ハイローのディスコみたい)。ただ何よりヤバかったのは今では恐らく仕込みだと思うけどフロアのど真ん中でティンバレス持ち込んだやつがずっとノリノリで叩いてたこと。上手かった。
DJもそのうちLUNA SEAの真矢がドラムセットごとくるくる回るみたいにブースごとくるくる回るようになるかもしれない。
湯~園地が奇跡体験過ぎて妄想や記憶、フィクションがあれこれ膨らんで混乱した。
大変お忙しいところギリギリの本当ギリギリまで諸々ご調整いただいて湯~園地やNEONでDJをする機会をいただいた鶴田さん、関係者のみなさん、お客さん、本当にありがとうございます。
いつも現場に来てくれて、今回はゆけむりDJsと共に単身別府に乗り込んできてくれたタコさん、ありがとう。いくらウェルカムな土壌で楽しい美味しい続きの旅だったとしても客1人という立場では難しいと思う。でも俺たちはタコさんはゆけむり5人目のメンバー、ほぼレギュラーの準レギュラーなんて言ったりしてる。
自分自身に価値を見出せなくなってもそんな自分を救ってくれるのはいつもこういう方々だなと実感する。タコさんだけじゃない、ころり、しょうが、ヲートモ、ちえちゃん、さなえさん(書ききれなかった人ごめん)みんなを別府に連れて行きたいよ。別府だけじゃない、渋温泉も加賀温泉も本当に凄く良いところで素敵なイベントなんだ。知って、体感して欲しい。東京じゃ得られないんだ。こんなことを言っておきながら実現出来てないのは俺の力不足。もっと出来るよね。
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