語り部の必要性 – tracktop girl

語り部の必要性 – tracktop girl

ゆけむりDJsというDJチームにいた時に、しばしばDJ J.A.G.U.A.R.(ジャガー)と「良いパーティには語り部(かたりべ)が必要、否、何故か語り部がいるもんだ」と話していました。

音楽が良ければ大丈夫、DJが良ければ大丈夫、センスこそ全て、本質はそうなのかもしれません。が、ギターを手にして25年、DJを始めて18年、気楽に、時に真剣に音楽に触れていた人間の感想としては、よほどの天才でない限りは伝える努力をする、それに時間をかける、ようなことをしないと規模の大小を問わず思ったような活動をするのは不可能ということです。

ジャージ女子の写真サイト tracktop girl の目標は写真集の出版、写真展、海外での撮影です。しかし今のところどれも難航しています笑。それもお金さえ出せば実現自体は可能であるものの、もう少し人に望まれてやりたいものですね。

そして、モデルさんを見つけて、撮影して、ウェブサイトを更新して、SNSに写真を載せているだけで、誰か凄い人に見つけてもらったり何か良いことが起きるということは考えにくいです。

この書き方だと「成り上がりのために頑張る」みたいな感じに受け取られるかもしれません笑。それもありますが、好き勝手やろうと思って始めたことでも、既にかなりの人を巻き込んでしまっているので、見せ方(魅せ方)≒デザイン・テキスト そういった要素の数々をブラッシュアップして「関わって良かったな」と思ってもらいたいんです。音楽も早くそれに気付いてれば良かった笑

別途ブログに書きますが、tracktop girlのロゴをデザインしてくださった永井弘人さんの書籍が出版されました!

SNSやnoteで一貫して「伝える」「伝わる」についてこだわり抜いて情報発信、研究を続けられている方で、いつも頭が下がります。デザインそのものでも伝える機能を備え、語り部としても務めを果たしているのです。

この域まで行けないにしても、見つかる、フックアップを待つ、語り部が出てくるのを待つのではなく、自ら在り方を示し、それもオンラインだけでなく行動してみたりしようと思いました。他に居ないなら、自分が語り部になる笑。

面白い本・記事を読んだり、仕事でプロのライターと関わるとみなさん流石で、こんなことをしばしば意識する割りに自分の文章は随分アレだなぁ・・・と思います。でも、音楽も、tracktop girlもそうだったように、多くの人に喜ばれなきゃ始めてはいけない、存在してはいけないなんてものはないので、自由にやる。でも考える。

ウェブサイトやブログはほとんどが1回見たら終わり、ランディングしても気に入らなければ即離脱。そして2度目はないので、シビアです。そもそもSNSやアプリの中だけで行動が完結して、ブラウザで検索をすることそのものの機会が減っている。(それでも検索行為に対してコンテンツを用意することは未だ効果はあります)

出来るだけ大きな画面で見てもらいたいtracktop girlのアクセスもほとんどはスマホからでしょう・・・何かを発信したい人(のエゴ)と受け手の溝を埋める、時に利用する、そんなことにもっと気を払うべきでした。

SNSも発信側と受け手側との関係はある意味シビアといえばシビアですが投稿のハードルはグッと下がるので、やはり入り口としては秀逸です。私の場合は、読んでくれる人は少数でもこのようにツラツラとブログを書いてゆこうと思います。

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