プロのジャージ姿に学ぶ【小松菜奈】

プロのジャージ姿に学ぶ【小松菜奈】

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プロのジャージ姿に学ぶ、今回は小松菜奈さんです。

年齢25歳、身長168cm、どちらにも驚きました。そしてインスタにアップされたこのオレンジのadidas originalsのジャージ姿とオレンジの髪。

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あの小松菜奈がもう25歳か・・・としみじみしながらも、このファッションや写真の質感のセンス。ただ「フィルムライクな上澄みで加工を楽しみました」とは全く違う、必然性というかハマり具合を感じてしまいました。作品になってるんですね。プリントを買ってフレームに入れたい。腕も長すぎなのでは。

90年代の洋・邦ミュージシャンがアディダスにハマったのともまた違う感じ。本人があの頃の情報や雰囲気を掴んでトレースしたのだとしても、受け手の私の中で勝手にアップデートを感じてしまう。顔面、スタイル、センス、モデルや女優業の蓄積、その全ての積算か・・・

ローファイな質感の写真を、まさに上澄みだけマネしてもダメだろうとは思いますが、マネしたくなります。

スポーティーな小松菜奈さんというと

この号をはじめとするNYLONでのスタイリングにシビれるものがありましたが、今回のインスタのはそれらとも違う、個人的に直球に近い凄味を感じました。

小松菜奈さんのトラックジャケット姿に魅了されたのは、決して私だけではないでしょう。その鮮やかなオレンジ色と黒のラインが織り成すコントラストは、スポーティさとエレガンスを見事に融合させています。どこかヴィンテージ感漂うそのデザインは、現代のファッションと過去のエッセンスが共存する絶妙なバランスです。

彼女の自然体な表情やポーズは、まるで日常の一コマを切り取ったかのようです。カメラの前でリラックスし、飾らない笑顔を見せる彼女からは、親近感と共感を感じることができます。そのスタイルは一見シンプルですが、ファッションに対する深い理解とセンスが垣間見えます。

ファッションの世界は常に移り変わり、時には過去のスタイルがリバイバルすることもあります。トラックジャケットもその一例です。昔は「ダサい」と多くの人に見なされていたこのアイテムが、今やファッションの最前線に戻ってきました。その変化を予見してか、トラックジャケット姿の女性の写真を撮り続けてきた先見性には、少なからず誇りを感じています。

小松菜奈さんのスタイルは、独自の個性と独創性が光っています。彼女が選んだジャケットとサングラスの組み合わせは、シンプルでありながらも視覚的に引き立ちます。その背後には、しっかりとしたファッションへのこだわりが感じられます。これは他の人々が真似しようとしてもなかなか実現できないものであり、彼女がファッションアイコンとしての地位を確立している所以でもあります。

写真を見つめると、彼女の姿から感じ取れるのは、過去と現在が織り成す物語です。トラックジャケットは、単なるファッションアイテムではなく、時代を超えて愛され続ける普遍的な美しさを持っています。その価値を見抜き、サイトを立ち上げてまでトラックジャケットの魅力を伝え続けた私の情熱は、今ここで再確認されるべきでしょう。

なお、「プロのジャージ姿に学ぶ」前回はmilet、佐久間由衣、真白まお、伊藤万理華(敬称略)の撮られる側、撮る側のプロっぷりについて触れています。

プロのジャージ姿に学ぶ

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