tracktop girlのロゴは1通のメールから

tracktop girlのロゴは1通のメールから

tracktop girl logo

tracktop girl
https://tracktop.net/

サイトにロゴが付いたの気付いた??凄く素敵なロゴで、気に入ってる。

「ジャージ姿の女性を撮影して何らか形にしたい、俺がやらなきゃ・・・」

という気持ちだけ。カメラ自体も無い、撮る腕も無い、どうやってモデルさんをつかまえれば良いのかもわからない、第一ジャージは良いとして他はどうするの?ファッションに疎いし・・・という、やろうとすることに対して「無い」「マイナス」の方が多い、大きい状態で動き出したtracktop girl。(今もそうですね、ご協力いただいているみなさん本当にありがとう)

一方、音楽については多少心得があるつもりで、レコードもCDもリリースしたことがあるし、ハイレベルでなくて良いのならこの先もリリースしたり演奏することはたやすい。

結局のところうだつが上がらなかろうが細々とであろうが、音楽をやり続けてきたからこそヘア担当のあんもと動かなきゃ!と話すようになり、最初のモデルのぴーぴるさん(963)、マネージャーさんの池田さんに出会えて、カメラマンのみなさんに出会えて・・・という縁に繋がった。モデルさんも音楽の縁がほとんど。

ネットで見た、知識として知ってた、を超えてハッキリと体感してわかったことがある。何も持ってなくても良い、思いを形にしようとして動くことこそが重要であるということ。音楽も好きなのに自ら首を締めてしまっているようなところがあると感じていた。だからこそ拙くてもリハビリの一環で弾き語りを始めたのだった。とにかく動く。

撮影する、形にする、という経験が無いが故に、それに加えて俺の性格や軽口が災いしてお叱りを受けることもあるけど、

・カメラマンとして参加したい
・手伝いたい
・モデルをやりたい
・この子をモデルとして推薦したい

音楽では得られなかった嬉しいお声掛けを沢山いただく。自分の人生にもこういうことが起き得るんだと知った。1通のメールが来た。

「tracktop girlのロゴを作らせてください」

これは何が起きているのかわからなかったし、メール文面から誠実さは伝わってくるものの、正直はじめての打ち合わせでお会いするまではやべえ何かに目をつけられたのかなとかなり疑う部分もあった。ここから先は、お2人のnoteを見て欲しい。

つなぐよ(ロゴ制作とストーリー発信)
かねこあみさん、永井弘人さん
ジャージ女子の写真サイト「tracktop girl」、ロゴ制作と“背景ストーリー”。
ロゴ制作の“詳細フロー”。(ジャージ女子の写真サイト「tracktop girl」)

ロゴ制作いただいただけでなく、俺の想いなども取材いただき、なんと2回に渡りnoteの記事にしていただいた。現状、サイトと写真そのものしか無いわけで、そこに意味や背景をストーリーテリングいただく。すると、それが未だ全く響かないか蜃気楼のままに見える人もいれば、輪郭を帯びて見える人も出てくる。つくづく「語り部」の重要さを痛感する。

自分がこのサイト、ここに出ていただいたモデルさんを「ジャージ女子」と言ったり書いてしまうのはキャッチーでわかりやすさには長けるかもしれないけど、記号として存在しようとする、また潮流への同化に積極的過ぎて消費速度を速めてしまうだけなのではないか、と思っている一方で、他の誰かに「ジャージ女子のサイトがある」と言っていただくのは助かる部分がある。

自分の人生においてこういったインパクトのあるサポートや積極的な提案を受けたのははじめてのことだったので大きな戸惑いがあった。そしてとても嬉しかった。

撮影そのもの、その他の動きに向けて4月まで詰め込み過ぎていたのもあって、サイトの更新が止まっているけど、撮り貯めてあり、更新に向けて少しずつ動いているのでご安心ください。

いま、tracktop girlを単なるジャージ姿の美しい女性たちの写真サイトで終わらせないように自分なりに動いているけど、色んなやり方があると思うので、我こそはという人に是非サポートいただけたら嬉しい。それはこれまでのようにモデルさんとして自薦他薦、カメラマンとして、ヘアメイクとして、衣装提供者として、でも充分嬉しいし、「こういう形で展開できないだろうか」というものでも嬉しい。連絡を待っています。

思えば、西原伸也さんとの出会いも、彼が編集長をつとめる沖縄のフリーペーパー「Mogmog」、ジャージ姿の女性が表紙、無駄にハイクオリティなデザインセンスとテキスト、これに衝撃を受けてダメ元で彼にメールを出したことからだった。

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