愛される曲

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色んなもの超えて愛される曲
ってのがあって、
『季節』はそんな曲だと思う。
ナ〆ナナメさん作曲、
cheapeerさん作詞、
cazbowさんボーカルの
素晴らしい曲。
うっかり2010年ベストソングスに
入れるのを忘れてしまいごめんなさい。
俺の中で”金”や”名声”を飛ばす一生の曲。
「パッケージ」なんてクソだ。
いやクソじゃないけど、時代も俺も
必要としてない。
今日、fdrbdrこと鳩が『季節』の
カバーをUPした。
■fdrbdr カバー
https://soundcloud.com/fdrbdr/cover
まるで『Tomorrow never knows』の
アコースティックVer.のように、
歌とギター1本でダイナミクスを
奏でていて、思い入れを感じた。
是非聴いてみて欲しい。
■原曲
https://soundcloud.com/namenaname/kisetsu
■俺のカバー
https://690.jp/y
みんなテイストが違って良い。
カバーとかDJってのはその人間の
表出には間違い無いんだけど、
やっぱりレベルの差はあれど
その曲への愛情ってもんが滲みでる。
それは表出ではなく表現となる。
酔っててうまく書けんし今日は勢いで。
『季節』をもっと多くの人に聴いて欲しい。
プレイして欲しい。心からそう思う。
そして蛇足だが、『季節』を作った
奴らの人間を見て欲しい。
初対面の人間てのは俺はどうしても
疑ってかかってしまうところがあるのだが、
彼らは信用できると思った。
歌詞
「自動ドア 僕にだけ反応しないのは何故だろう」
あまりにもの己の無力さに絶望していた
頃のことを呼び覚まされた。
それはたまたまかもしれない。
本当はそんなことは無いのかもしれない。
でもそれが必然であるかのように
感じられてしまう。
色んなことがうまくいかない。
自分は空虚な存在だ。
ここからは俺の独断が走るが、
この歌詞のあと作曲ナメさんの
わりと激しめのギターソロが入る。
充分過ぎる程無常観やブルースが
伝わってくる歌詞なんだけど、
言葉にならない衝動があり、作品全体の
カラーと対比してこのギターソロは
ポップさを失ってやしないか・・・
というレベルまで弾ききっている気がする。
俺はそこに共鳴したいと思った。
どう考えて作ったのか聞いてないから
共感ではなく共鳴だ。
まさにこれだった。
鳩や塾長ら友人とは結構考えていることが
違うように思うのに、何故か奴らの
考えやバカ話、展望なんかが聞きたくて、
また年下だけど色んなことを教えて欲しくて
何時間でも話をする。
これは共感や同調じゃなくて共鳴であり
俺の考えるグルーヴなんだと。
深さ×量
だから、どっちでも良いから
人生を濃くするために貪欲でいたい。
自分が深いかどうか賢いかどうかなんて
問題じゃない。関係がどうかだ。
俺はなんでこの曲にこんなに掻き乱されてんだ。
最高だ。
こんな曲人生であと何曲出会えるだろう。
俺も作りたい。

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