Take it easy を歌った

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グレンフライが亡くなった。
昨年末からちょっと色々あり過ぎて受け止められなくなって勢いでTake it easy歌ってみた。

歌もギターも下手クソ過ぎてヒいた。アコギで指が痛いよ。
イーグルスは恐らく俺が物心つくまえからオヤジが家で弾き語りをしていた。中学になりギターを持つようになって曲のさわりだけ教えてもらったりした(とにかくさわりだけで全部は教えてくれないし、ギターの腕はすぐオヤジを抜いた)。
オヤジはキーがかなり低くローボイスのモテそうな感じで、実際大学在学中にバンド内で自分はプロ行くのやめて会社員になって他の人はプロになったとか。お父さんありがとう。イーグルスだとTake it easyはかなり歌いやすい部類なのだがだいぶキーを下げて歌っていたからカポ対応とかじゃなくてコード変える感じでやってたと思う。ドンヘンリーがメインの曲なんて1オクターブ下げて歌うとかなのでは。
ホテルカリフォルニアなんてとんでもない名曲、大作。厨房にはあのラストのギターはノートは棒弾きで追えても表現しきれるもんじゃなく、高1か高2で夏休みに弾き込みまくって自分で採ったギターのTAB譜に細かい書き込みを入れまくった。親戚の別荘に行ったときもずっとそれやってた。
再結成したときのライブのDVDをオヤジの誕生日か何かにプレゼントしたはず。そのときもあの素晴らしいコーラスワークは健在というか恐らく頑張って調整したんだろうけど、ホテルカリフォルニアの半プラグドバージョンがメチャメチャカッコ良くて、アコギで最後ハモって、終わり方がまたハンパない。良くDVD観たな。Take it easyのときはグレンが「全てはここから始まった」って言って始めるんだよね。
訃報やエンターテイメント業界の悲報に触れるたびに嘆き悲しんでいて立ち止まっていて良いのかという話があるが、恐らくダメなのだろう。当然この先もどんどん出てくるし、思いもよらぬ知らせも確実にある。でも心の問題はどうにもならない。せめて歌ったり、曲を作ったり、DJをさせてもらうことくらいしか出来ない。偉大な先人たちよ、あなた達なしには今の自分はありませんでした。ありがとうございます。安らかにお眠りください。

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