ちょっと今聴いても名曲過ぎひん?いや、今だからこそ色んな人に聴いて欲しいわ。当時身の回りではそんなに話題にならなかったんだけど、自分の中ではとんでもない名曲が来たと震えていた。今もiPhoneのシャッフルでこれが来ると場面を選ばず泣くのでヤバい。
全くウマが合わない上司さえ好きになるレベル
オリンピック、世界陸上、世界水泳、ワールドカップ、色んな応援歌かつ名曲があるけど、自分の中ではレミロメ(ファン絶対こう略してない)の「もっと遠くへ」一択。6、7年くらい前まで仕事というものをナメ腐りきっていた俺は、当然のように行く職場行く職場で低レベルのパフォーマンスや態度を華麗に披露しては居場所を失っていった。この曲のリリース当初も例に漏れず。
なんてことないきっかけからこの曲の話題になったときに、連日俺を説教していた上司が「良い曲だよね!」と盛り上がった。その後も仕事で恩を返すことは出来なかったけど、その一言で実はこの人は信用できる、とまでなってしまい、ITの営業マンから独立・転身して彼が開いた五反田の素敵なバーには何度か友達や気になる子を連れてお邪魔したし、店を閉じることになった時もとても辛かった。
嫌いだった上司の店に友達連れて行くとかある?今の俺からしても信じられない。この曲にはそこまでさせる、人の思考や行動を変える力さえあると確信し続けてきた。
ap bank fes 11 LIVEのカメラで急に抜かれる美人
ちょっと待って。これ完全に熱闘甲子園で可愛いチアにとどまらず、9回で1アウトくらいからエモ泣きしてる一般生徒の可愛い子ロックオンしてるカメラと同じやん。どう考えても可愛い子見つけましたのパンやん。
元々画質がアレなYoutubeの瞬間キャプチャは更にアレなのでぜひ動画を観て欲しい。俺はこの曲に心酔しきっているはずなのに彼女のことも気になって仕方なくなってしまった。この女性に会いたい。好きです。これがフェスというものなのか。夏の魔法なのか。俺が何年も行っていた(はずの)メタモやタイコとは一体なんだったのか。世界中の誰もが業の深い生命体なのか。
ドラムがイケメン
さっきのライブ動画を見るとわかるけど、ドラムが藤ヶ谷太輔似のイケメン。しかも1コーラス目のハモりが入ってないところでもエアーでボーカルの藤巻さんとシンクロして歌ってるのがポイント高し。サッカー日本代表で、試合前の君が代で口パク臭いけどアツい感じになってる選手と同類の好感度。
弾き語りの練習をしていると泣いて歌えなくなる
粉雪は確かに名曲。でも、サビ「粉~!雪~!」で掴むバラード一発ギャグの浸透に成功したからこその勝利とも言えると思うんだよね(バラード一発ギャグって何)。クリスタルキングでいうところの「あ~あ~~~~果てしない~~~~」みたいな?
「もっと遠くへ」はコード進行、音の抜き差し・厚み、メロ、歌詞、BPMやビート的にアゲ曲じゃないのに奮い立つ、スポーツでもそうじゃなくてもハマる、これら要素どれもがゴージャスで、そのプロットそれぞれの単なるパズルとは思えない噛み合い方をしてる。
“君に出会えて 僕は弱さと
初めて向き合えた 迷いの向こうに
光を求めて”
“進んで行くのさ 時代のせいや
誰かのせいにするくらいなら”
自問自答に留めておくべきなのはわかってるけど、多くの人が考えるべき問題がこの歌詞には含まれている。このあたりの歌詞のときに、弾き語りで練習していても感極まり過ぎて歌えなくなってしまう。好き過ぎる曲はそういうこともあるので困る。
また別途ブログに書きたい「J-POPとは」と改めて考えさせられるムーブが最近あった。
腐っていたあの頃の自分を思い出しながらも今の自分をも支えてくれるこの曲のことを強くイメージした勢いでブログに書いてみた。
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