MTRやDAWで重ね録りしたのを一発録り風に見せて「弾き語り」というのも性に合わないし、かといって何テイクも同じ曲を弾き語りし続ける根性も無い。
こんな適当なおじさんでも、おうち時間を楽しんでるんだよ！ということを身近な人に向けて発信するために再開したYoutube。しかし。
何度も完奏できる気がしない高難易度の曲をエイヤでYoutubeにアップしてしまったあと、「流石にあのクオリティはマズかったな・・・」と凹んだりしていました。
・・・3年前、今よりも更に下手クソな自分がとても楽しそうに歌っているやつをたまたま発見しました。
・部屋が明る過ぎる
・万里の長城のイラストのTシャツ
・凄い楽しそう
・貼ってるポスターのメンのほとんどが卒業してしまっている泣
・太ってる
いやー太ってますね。3年前は多分これツイッターにあげられる尺のものを録って、それをYoutubeに転載していたんだと思います。
朝日のあたる道 -AS TIME GOES BY- / ORIGINAL LOVE【謎の弾き語り】を見て、自分に励まされました。そして気付き。
■自分に合った曲探し
これが大事かなと思います。あの頃も、今も、とにかく好きな曲やよく聴いている、昔聴いていたJPOPを中心に、手当り次第に弾き語っていた気がします。
やはり、好きでも向き不向きなものがあり、得意だったり苦とは思わないけれどもそこまでピンと来ないものがあり、苦労しながらも均衡点を見つけ出さなくてはいけません。
具体的には、好きで良く口ずさむけれど、音程を取るのが難しい、歌いまわしが本家に全く近づかない。自分ではまあまあのつもりが、周りからの評価が意外に良い曲、みたいなところでしょうか。
カラオケもYoutubeも、楽しくなくては本末転倒ですから、それなりに歌えて楽しめる、を探し続けたい。
■曲のキー
多くの男は猿なので身長を競い、チン長を競い、収入の高さを競い、Youtubeの登録者数・再生回数を競い、キーの高さ（原キーで歌えるかどうか）を競い、マウンティングし合う生き物なのです。
今の若者は髭男や白日を原キーで歌いドヤり、我々は四半世紀前にミスチルやXを原キーで歌える猿がドヤり、40年前にはクリスタルキングを歌えた男がいま老人ホームでドヤっています。
人間という楽器は造りもそれぞれですから、それぞれに合ったキーがあるんです。つい私も「キーを下げて歌いたくない」と猿になってしまうことがありますが、ノドにも聞き手にも良くない。
あとは弾き語りの場合はキーによってギターの弾きやすさが変わってくることも考慮に入れなきゃいけないのがクソ面倒くさい。面倒くさいよ・・・
おとぎ話では良く聞きましたが、メジャーアーティストでさえ、ライブでちゃんとこなすのは難しいレベルのキーで録音したり、限界まで曲の音圧を上げたりということがあったみたいです。（いまも怪しい感じの曲はありますが・・・）
■40歳を過ぎても成長できる
Youtubeで片桐百合子さんという方を見つけて、感動しました。
勿論可愛いから見たのですが、元々音感がとても良さそうで上手い歌と、初心者からのギターの成長記録が最高。
この感じで、ザ・Youtuberらしい動画もアップしていたり、突然のアディダス購入品紹介でジャージを着てくれたりと、本当ツボなんです。
私の場合、絶対音感が無いのは勿論のこと、相対音感も怪しいですから、なおさら練習しなくては。でもこれでも少しずつ良くなっているという実感はあるのです。
録画してみたりYoutubeにアップし始めたのは最近ですが、ちょくちょく弾き語りをしていると、「これ刻みながら歌えんの！？」とすぐ投げ出したくなるような曲でも、やってるうちに少しずつそれっぽくなります。
正直、オリジナル曲のspa warsも弾き語りするのは相当難しい曲だと思います。最近アップしたこちらもムズい。
※音源も聴いてね
夏になるは加藤との弾き語りライブとかでもやりたいな！練習します。
