2016年6月26日(日)
The Flying Uncle presents 1st ALBUM “VERTEX” release party
@渋谷7th FLOOR
open 18:30 / start 19:00
adv. ¥2,000 (1Drink別)
ACT: トーニャハーディング / ギガディラン / The Roamers / The Flying Uncle
※416によるイベント詳細 https://theflyinguncle.tumblr.com/post/145615049830/
The Flying Uncle 1stアルバム「VERTEX」
※Bandcampにて発売中
我々トーニャハーディングは、アルバム収録曲「Dawn」のRemixを担当した。
※こちらは期間限定フリーダウンロード公開中
アルバムリリースおめでとうございます!いま敢えてのアルバムというものに対して、難しさと、憧れのようなものを抱いている。聴け!という気持ちと、アルバム1枚分のお時間を頂戴できますでしょうか?という気持ち。みんなそうだろう。だから出す奴は凄い。
The Flying Uncleの中心人物である416(シンイチロー)。前身バンド、前々身バンドからするとかなり長い付き合いになる。学生のころ、酔っ払いながら「あの女にはやられた」みたいな話をしていなかったら(会うたびにその話しかしない)、今音楽で互いに触発されるようなこともなかっただろう。
「野外ステージで演奏することを目的としている」
実に素晴らしい。(実は俺たちもそうだ。)そして音を聴くとピタリとハマって画が浮かぶ。楽曲がクライマックスに達したときの歪んだギターとシンセその他の音の塊 or ぶつかり合いは小箱のライブハウスの壁に反響するのも心地が良いが、それだけでなくクリーンで浮遊感のあるパートは海でも山でもきっと映えるに違いない。タイコクラブの深夜帯から夜明けにかけてなんか特に良さそうだ!
416が見出す、自身のバンドとトーニャハーディングとの接点は彼なりの視点があり俺とは違うだろう。スピード感があってキャッチーな引用があり転調もキメもごった煮にして90秒で一旦解決しなければならないようなことなどにとらわれず(そのメソッドを踏襲していても素晴らしい曲は当然ある)、邦楽が洋楽がということにとらわれず、自分たちをここまで生きながらえさせてくれた全ての先達へのリスペクトを込めたら、どこか”あのころ感”が漂う、ダイナミクスがあって清濁併せ持った曲ばかりになったという点で共通していると思っている。前を向いていないわけではない。が、ビートの先進性や実験性、音圧を上げられるだけ上げて目立たせるようなことは他に任せておけば良い。ちなみに416は外仕事としてのエンジニアの経験も積んでおり、楽曲をパワーが前に出たサウンドに仕上げることもお手のものである。
今回The Flying Uncleのアルバムリリースを祝うパーティであり、共演は
2015年02月15日(日)
https://tonyaharding.net/tokyostyles
Tokyo Styles. @渋谷 7th floor
ぶりである。このときうちは5人編成でのバンドでライブをやった。ここで演奏して以来、編曲を進めず眠っている曲もあるな・・・結構良い曲だと思っているので何らか形にしたい。
今回は、416の要望もあり、
DJ&LIVEスタイル
でいかせてもらう。その説明と、ついでに
「で、トーニャハーディングって結局何なの?何がしたいの?」
ということに回答したい。
・DJ
・作詞作曲
・弾き語り
・バンド演奏
・DJ&LIVE
我々が出来ることは以上である。しかし、
・DJ&LIVE
は2回しかやったことがない。もらった尺の中でDJもしてLIVEもする、その2つを組み合わせるというだけのことなのだが、LIVEというからには単なるカラオケではなく演奏も含むことが我々のLIVEの定義なので、生楽器による演奏が必須となってくる。今でこそ1人何役かを演じるミュージシャンなんて珍しくも何ともないかもしれないけど、DJしながら歌ったりギター弾くって結構大変なんだよバカヤロウ!
あ・・・鍵盤ボーカルのプレステージ加藤と俺、もう1人メンバーがいたら簡単なのか・・・でも人員を増やさない、それがトーニャハーディング。
2014年07月18日(金)maiwai 4 @神戸三宮VARIT
DJ&LIVEセットを半分即興で、半分仕込みでやったのはこの日が初だったと思う。オカダダとtofubeatsのユニット「dancinthruthenights」、星野みちるさんなどやたら豪華な出演陣に混ざって練馬のマリオブラザーズことトーニャハーディングもお呼びいただいた。とても素晴らしいイベントで、収穫も大きく、DJ一式にプレステージ加藤のキーボードを加え2人で歌ったセットにはお客さんも嬉しい反応をしてくれた。
ちなみにイベント2日前の夜・新宿で飲んでいたところ、翌日早朝の便になるが沖縄行きのチケットを譲ってもらえるということになり、飲みのメンツに「トーニャハーディングは行く奴だ」と炊きつけられ俺は神戸のライブの準備をして成田空港に向かった。沖縄で1泊し、関空経由で神戸入りし、ライブ翌日も神戸の街を楽しませてもらうなどして大変充実した怒涛の旅となったが、帰宅してから数日間扁桃炎に悩まされることとなった笑
2014年09月13日(土)ONZOH+(音像プラス) @下北沢CLUB Que
2回目のDJ&LIVEセット。ジェッジジョンソン藤戸じゅにあさんにお誘いいただいた、こちらも自分の中でとても大事な日となった。憧れのHONDALADYさんとの初共演、空中分解 feat.アンテナガールさんとの出会い、MOGRAでは大変お世話になったDJシーザーさん、そして我らがDJ CARPをはじめとする共演者の方々。じゅにあさんのチョイスが謎過ぎ、他になさ過ぎて、凄い。ご自身の音楽性やパフォーマンスと乖離したところも積極的に取り入れてパーティしてしまおうという精神、素晴らしい。この日は俺はDJだけでなくギターも持ち込んで両方を頑張った笑
オールナイトのイベント明け、早朝そのままバスで長野のりんご音楽祭に向かう。時間にはだいぶ余裕を持って動いたが、上信越道で事故があり大大大渋滞。何時間かかったんだ・・・ポータブルの携帯電話チャージャーもスカスカになり、りんご音楽祭スタッフさんとの連絡のためにバス内でのネットサーフィンを諦める笑。それでも電池が危うくなりSAで買い足す。松本駅からタクシーに走り、自分のDJタイム開始数分後くらいには何とか着いた。あまりに渋滞が酷かったためタイムテーブルが大変動するだけでなく、出演が見送りになってしまったバンドもいたほどだ。こればっかりは機材車の問題などもあって避けられないし、電車だって確実とは言えないから、移動って難しいね! ・・・今度はゆけむりDJsでりんごにまた出たい。スリーパー頼む!笑
オリジネイター気取りしたいわけではないんだが、DJしながらマイクでマジ歌を繰り出す人は、俺がやり始めた頃は観測範囲ではほとんどいなかった。煽りMCを入れたり何らか説明したりということはあったけど、JPOP恥ずかしい歌いあげダサいDJは黙ってディープな選曲とスキルで魅せろ的な同調圧力が幅を利かせていたんだと思う。今ではその辺はだいぶ変わったと思うし(でも歌唱力を前面に押し出したアーティストを嘲笑するような嫌なムードはまだまだあるなぁ)、PCでしかDJできなくてもイベントがカラオケ化してもレコードコレクターが我々をバカにするんでも何でも良いからもっと学生とか若い子をフロアに集めたい。集め続けて「DJいいじゃん」「クラブいいじゃん」と言わせ状況を変えた奴の優勝。そうやってある程度の数が約束されたうえでこそ、敷居の高い何かがより輝くってもんでは。
・・・と言いながら、自分がひたすら真摯に音楽に向かってきたかというと甚だ怪しいものである。だから、何かを始めることに遅すぎるということは無いと己に言い聞かせ、DJの都度なるべく新しいEdit(Remix)を用意する、当然今までかけてない曲をセットに入れる、その中で自分しか繰り返し使っていない曲で周りに印象付ける、というようなことをより強く意識したり、これまでに無いタイプの曲を作り、やはり大人数のバンドでライブをやるために動く、というようなことを意識している。
それは
「で、トーニャハーディングって結局何なの?何がしたいの?」
ということへのスッキリした回答にはなっていないかもしれない。でもいるじゃないか、そういうつかみどころのない人や、それでも何だか良い感じになってしまっている人が。それに、簡単にわかってたまるか、というのもある。無理矢理DJだけに絞る、バンドだけに絞る、そちらの方が周囲の理解を得られ、安心感を与え、応援しやすくなるムードを演出できるかもしれない。でもそうしたくないんだからしょうがないじゃないか。DJをやり、DJではなかなか使ってもらえないような曲を作り、乃木坂46が大好き、それが俺なのだから。
416は「まあ良いじゃん」と、こういった面倒をさておいて俺らを評価し続けてくれている奇特な人なのだ。藤戸じゅにあさんもそうだけど、フックアップしておいて彼らに見返りがあるとは思えない人が何人か存在しており大変恐れ多く、時に思うような結果が得られず絶望することはあっても、彼らだけは裏切ってはいけない。
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