私が撮りたかった女優展 Vol.3 静かに観たい

私が撮りたかった女優展 Vol.3 静かに観たい

写真集

山田杏奈1

山田杏奈2

私が撮りたかった女優展 Vol.3 行ってきました。素晴らしかったです。初日なのもあって仕方ないけど、複数人や集団で来て写真の真ん前に立ち止まってベチャクチャ喋ってる人が多いことだけ残念でした。

写真を展示する、それを観る。時代の流れ的にもここ1年の出来事においてもそういう事が難しくなって、本当にありがたいことです。自分もやりたいと考えています。

入口の山田杏奈ちゃんに釘付けになって、

広末世代が20年経って広末涼子写真集を読んだ Happy 20th Birthday

このブログでも書いたことですが、山田杏奈ちゃんとこのカメラマンさんなら場所を選ばずにこういう素晴らしい作品ができるだろうな、と思わされました。彼女と光、ちょっとした差し色だけで絵になってしまう。同じことを芋生悠ちゃんでも感じました。

モデル × 光 × ミニマルな環境 で雰囲気出そうなこれ、誰もが「それくらいなら ―モデルとして or カメラマンとして― 自分も出来そうだ」と思うんですけど、出来てないんですよ。本物って凄い。さすが新米姉妹のふたりごはん女優たち!(本当に素晴らしいドラマ)、そしてカメラマンさん。

芋生さんを撮った持田薫さん、ノイズバリバリの、フィルム?コンデジ?で撮って引き延ばしたようでもむしろ「強」と言いたくなる骨太な写真が印象的でした。クッキリとしたのもあった。新米姉妹で、ちょっと不思議ちゃん役でも大友花恋ちゃんにグイグイ迫るときに「強」さを感じさせる芋生さんを思い出させます。(顔面の距離の近さに多少狂気すら感じて凄い)

芋生悠

上白石萌音ちゃんのところだけ凄い人だかりになっていて、そうか、彼女をあの奈緒さんが撮ってるのか・・・と。話題にもなりますね。

山田杏奈ちゃんは光沢を殺してマットに出力していて、人が寄ろうがスマホやカメラでパシャパシャ撮ろうが影響を受けずマテリアルとして全く力を失わないのが本当に素晴らしかったです。そういうことも考えて出力、展示したんだろうなと思うと頭が下がるばかり。

同会場にある他の子の額装をdisってるわけじゃないですが、せっかく額に入れても写真を覆うガラスなりアクリルなりを照らす照明や人の動きでどうしても作品に没入してゆきづらさがあるように感じて1つ勉強になりました。

自分の部屋でポスターや写真を最大B2サイズでパネルに入れて飾ったりしているのですが、やはりプラスチックが覆うのでこれをそのまま展示することは難しいなと思います。

写真集は中身だけでなく装丁も素晴らしいので大事にします。出来れば、静かにもう1回写真展をじっくり回りたいな・・・

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