プロフェッショナルセールスマン

NO IMAGE

プロフェッショナルセールスマン ― 「伝説の営業」と呼ばれた男の壮絶顧客志向
プロフェッショナルセールスマン ― 「伝説の営業」と呼ばれた男の壮絶顧客志向
クチコミを見る
プロフェッショナルセールスマン
「伝説の営業」と呼ばれた男の壮絶顧客志向。
イップスやパニック障害にまでなって、
42歳で亡くなって、甲州賢さんは
本当は何を考えていたのだろうか。
顧客の幸せ=自分の幸せ ?
全ての真似は出来ないまでも、遺した
伝説のエピソード1つ1つを取ってみると、
本当に勉強になる。そして、
「孤高過ぎる」とまでは思わない。
これが営業の最高峰だと言われても、
誰もが「死んでまで」と思ってしまう。
俺もだ。ダラダラとでも生き続けたいよ。
でも、確かに多くのことを教えてくれる。
・楽して儲けたい
・しがらみなく生きたい
これは不可能なのだ。正確に言えば、
むしろその真っ只中に身を置いて
闘った者にしか辿り着けない境地、
全てを俯瞰するようなことが出来たなら
可能かもしれない、とでもいえようか。
努力だけではプロ野球選手になれない、
ならば努力だけで何とか出来る分野で
プロ野球選手、イチローの年俸を
超えよう、という信念があったようで、
これは信念にも呪いのようにも
受け取れるところが悲しい。
例えばトップセールスマンでなくとも
億や数千万稼げる業界にいるので、
担当顧客には全力を尽くしながらも
その数を減らす、ということも
自身の健康のためには出来たはずだ。
きっとそれは俺のような凡人の
考えであり、甲州さんには決して
許容出来るレベルのものではない。
改めて「生命保険」というものを
考えさせられる。
最近になって生保の営業マン(の一部?)
を「ライフプランナー」と呼ぶのを
知ったのだが、それについてもだ。
知り合った若いライフプランナーにも、
お客さんのことを自分以上に大事に
考えている人にも言いたいのは、
自分の身体を、人生を一番に考えて欲しい、
ということだ。
強靭な顧客志向と行動にはいつも
感心するし、見習わなければならない点が
本当に多い。
でもそのマインドセットに
「自身の健康」を入れて欲しい。
決して独り善がりにはならないはずだ。
最近の成功者の教え、ビジネス本では
多くの場面で「健康」について
触れられていることがある。
成功とは相反するものとして
捉えられがちだが、健康なき成功は
真の成功(成幸)とは呼べない、
否、まずは健康から全てが始まる、
という教えだ。
そうであって欲しいと切に願う。
終電までの残業や休日出勤が当たり前、
休みは身体を壊した時だけ、のような
環境にいると、次第に何が正しいのか
わからなくなってくる。
でも、身体を壊して予期せぬ休みを
した者が及ぼす他者への迷惑であれば
許される、というのは明確に誤りだ。
心身のダメージ重ねて寿命縮めあって
どうする。
労働と単価が見合っていない現実もある。
とっくに”時間給”では生きていけない
世の中だということもある。
これを乗り越えるためにも、甲州さんと
同じセールスマンである俺は、既存の
フレームで考えられる案件の受注だけでなく
より良いと思える仕事を創発しなければ
ならないのだと、使命感に襲われる。
建前だけでなく、社員満足でもあり、
顧客満足、株主満足を同時に満たす。
これをしなければならない。
そして健康であり続けなければならない。
プロフェッショナルセールスマン ― 「伝説の営業」と呼ばれた男の壮絶顧客志向
プロフェッショナルセールスマン ― 「伝説の営業」と呼ばれた男の壮絶顧客志向
クチコミを見る
 それでは・・・
 Beat your cajon!
 
  ※「Beat your cajon(カホン)!」とは・・・


DJブログランキング
※携帯の方はこちらの
 応援クリックお願いします。

書評カテゴリの最新記事