Tokyo Walkerバカにする女、許しはしない

NO IMAGE

YOKOHAMA Walkerは伊藤かりんちゃんの連載があって、7月号のTokai Walkerは東海花火最新ガイドを乃木坂46がナビゲート、しかもそのメンツが桜井玲香キャプテン、鈴木絢音ちゃん、蘭世の3人だってんだから両方買うでしょ?で、勢い余ってネットで注文したのは良いものの、別に乃木坂が表紙だなんてどこにも書いてなかったんだ・・・
東京ウォーカー2017年7月号
東京ウォーカー2017年7月号
キター!!!この塗りつぶしはジャニーズ!!!そしてWalker地域版の到着を待てずに書店に駆け込む俺。表紙は大野くんだった。大野くんと草、刺激的な組み合わせだぜ・・・大野くんと俺は同い年なワケだが、彼は嵐ってだけでも凄いのに俳優としても凄いし、絵の才能も凄い。何も誇るものが無い俺としては語るのも恥ずかしい。
DJ CARPからドラマ「世界一難しい恋」の波瑠ちゃんがヤバいから最終回だけでも見ろ、とDJ CARPらしい指令を受けて見てみると、ヤバかった。波瑠ちゃんと結婚して色々命令されたい。普通に下僕になりたい。大野くんも最高だった。
そんなことを思いながら、俺は書店でTokyo Walkerを買っていた。そして急に20年くらい前の記憶が蘇ったのだ。
中学→共学
高校→男子校
とエスカレーター式に内部進学で大学まで上がり、振り返りたくもない情けない大学生活を送っていたのだが、高校ではギターが恋人であったため、大学にはおませさんの多いこと多いこと俺は驚いていた。中学のときにはウブであったあの子も化粧や服装がキツくなり、会わずにいた3年間はまるで別世界で過ごしたかのような。シャイガイ(ダイアナ・キング)がヤバいくらい馴れ馴れしくなってたりして、ある意味本当に別世界だったのだろう。
カワイイし育ちも良いし性格も良いな~と思っていた子に不倫の話を聞かされ、大ショックを受けたり。(あの時にちゃんと幻想を全て捨てとけよ俺~)
プレステージ加藤と出会う前に、コイツとずっと音楽やってくんだろうなと思っていた男が1人存在した。そいつは中学の同級生で、俺より歌もギターも下手なんだけど、メインボーカルを担当、コミュニケーション能力は高く、我も強く、先生や友達に愛され、沢山の良い女と交際してきた。今なら絶対に仲良くなれないタイプだと思うが笑、不思議と嫌な気がしなかったし、にわかには信じられないような壮絶な人生を送ってきたようで今では幸せな家庭を築き上げている。
大学入りたての頃、そいつがまるで競馬新聞をつぶさにチェックするかのようにTokyo Walerでデートコースを入念に計画立てていたとき、影で知り合いの女たちがそれを嘲り笑っていた。今なら「この女たちに今すぐ銀杏の実落ちろ!もしくはカモン!鳥のフン!」と強く念じるところだ。
表紙から大野くんと草が良い感じでリラックスさせてくれるTokyo Walker今月号のテーマは「ココロとカラダをほぐす癒やしプラン 森の楽園へ」、めくってみると
川口春奈とめぐる森の楽園・軽井沢
いきなり東京じゃ無いじゃないのさ!!!と少しツッコミたくなるものの、東京から気軽に行ける場所って意味もあるんだろうなと落ち着く。
宮城・蔵王のふもとで体験する森の湯巡り
究極の森は屋久島にある
・・・なかなか俺にとってはハードモードだ。目次を乗り越えると、NEWS Walker
今年のブームは「SNS映え必至のビアガーデン」
お前ら笑うなよ、メシとか出て来て「インスタグラムチャンス!」とか言ってきただろ、言ったことのない者だけが石を投げなさい。居酒屋でビールの写真などを撮って「はじめてます」などと全てのフォロワーにとって心の底からどうでも良いツイートをしたことのない者だけが石を投げなさい。
そうこうしてると、インスタグラムのフォロワー18,000人以上のインスタグラマーが夏を先取りしたルミネエスト新宿の屋上にあるビーチカフェの紹介ページに登場。砂浜カフェは若い女性を中心にインスタグラムなどのSNSで話題になっているらしい。若い女性を中心にインスタグラムなどのSNSで話題になっているらしい。俺ならばたまにおじさん同士で江ノ島に行って 「付き合ってもくれないのに男と江ノ島に行きたがる女はダメ」 などと語り合って親交を深めるだけだな。
2017年になって誰にも頼まれてないのに自分がTokyo Walkerのレビューを書くことになるとは思わなかった。でもやっぱり思うのは、俺がネットを広く使えない人間だということもあって、普段ネットをしているだけでは得られない、普段顔を合わせる人間との会話からは得られない情報が、この手の雑誌には満載であるということだ。
少し前にルミネエスト新宿に行って「コンビーフサンド」という激ヤバフードを教えてもらって食ってきたのだが、最高だった。でも屋上の偽ビーチのことは知らなかったし気付きもしなかった。そういうものだ。だから俺は雑誌が素晴らしいと思うし、本屋さんが素晴らしいと思う。Tokyo Walkerも、YOKOHAMA Walkerも、Tokai Walkerも、(YOKOHAMAだけ全部大文字なの良いな・・・)読み込めば俺が嬉しくなる情報がもっと出てくるはずだし、どの地域も好きでそれなりにちょくちょくお邪魔しているワケで。
でも、大学1年のときにTokyo Walkerを読み込んでいたあいつを、Tokyo Walkerそのものを、あの女たちは笑ったんだな。許せないが、若気の至りのスノッブ気取りだったのかもしれんし、高校のときから年上の彼氏にTokyo Walklerにも乗ってないスペシャルな場所に連れて行ってもらってたんだろう。でも誰より一番ダサいのは、彼女たちに話を合わせてあいつを一緒に笑ってた俺だな。でも今ならわかる、そんな俺をみんなで笑ってたんだろうな。そんな俺は今、Walker3部作を読んで「良い情報がゴロゴロ転がってるじゃねえか!」と素直に思えるが、その情報を共に楽しむ相手は居ない。

日記カテゴリの最新記事