エレクトリックリボン
https://www.eribon.com/
というアイドルグループから、長年頑張ってきたメンバーericaさんが2018年9月30日の「エレクトリックリボンerica卒業&生誕祭」をもって卒業する。
DJで何度も共演させていただいたりしたこともあってそう驚いてはいないのだが、感慨深いものがあり、やはり寂しくもある。「星屑ハイランド」は名曲中の名曲だと思うし(勝手に再編曲したいぐらい本当に良い曲だと思う)、「無敵ガール」もそうだけど何度もDJで使わせてもらった。
と思ったら卒業後、あきにゃんことnagomu tamakiとericaさんで新ユニット結成とのことで、あきにゃんも古くから知ってるし音楽を続けてくれるのが本当に嬉しい。詳しくは以下、KAI-YOUさんの記事参照。
エレクトリックリボンerica 卒業後はnagomu tamakiと新ユニット結成
http://kai-you.net/article/57533
先に個人的な話をサラッと書いておくと、乃木坂46の「サヨナラの意味」という曲をまともに聴いてみようとしたら良い曲なんだけどやっぱり泣いてしまったり(「後ろ手でピースしながら」と言うけど、本当に凄い歌詞だけどその橋本さんの姿を観ることはもう出来ない。思い出を今いる場所に置いて完全に忘れ去るなんて出来ない)、橋本奈々未さんの卒業公演の映像を未だに観ることが出来ていなかったり、
深川麻衣卒業 → 数ヶ月 → 橋本奈々未卒業発表
のコンボの傷は本当に凄かったなと振り返っている。橋本奈々未さんの発表後、マジで会社休んだのでした。こいつヤバ過ぎ。乃木どこやNOGIBINGOを振り返ると、物凄く美しくて儚げな人が画面の中で微笑んでるんだよね。同じ絵画を世界の色んな美術館で観るように、これからも映像や写真集の中であの人を見続けるんだろうか。
・・・
実は、プレステージ加藤とやっている「トーニャハーディング」というユニットで、ericaさんとコラボさせていただき、我々も初の流通盤となるCDを出させていただいたことがあった。ericaさんにとって黒歴史かもしれないので、ツイッターをやめた今ならブログに書けると思って自分の思い出整理のためやごく一部の人だけに向けて書く。ericaさんのボーカルが必要不可欠なことや音数の問題、諸事情によって表題曲の「bird」という曲はライブでやることはほとんど無い。
でも、エレクトリックリボンのファンの方々に何らかのイベントでお会いすると「bird」凄く良い曲です、好きです、と未だに言ってくださる。なんて素敵な方たちなんだろう。アイドルを愛し、汚いおじさんが絡んだ音楽さえも愛してくれるとは。それに、今回の振り返りのためにググっていたら
Tonya Harding loves “Erica” from Electric Ribbon- “Bird” MV | NEAUX CLICKED-ON-IT
https://neauxclicks.wordpress.com/2015/11/23/tonya-harding-loves-erica-from-electric-ribbon-bird-mv/
という英語の記事にあたり、
“The song is quite an upbeat jazzy number that sounds like a Ben Folds Five track with cool piano vibes.”
ライカ ベンフォールズファイブだってよ!嬉しいこと言ってくれるじゃないの・・・
ericaさんのおかげでBUBKAの南波一海さんのコーナーでもCDを紹介していただき、
“Dr. Buzzard’s Original Savannah Bandのビッグバンド感とHi-Fi Setのような伸びやかな男女コーラスの見事なマッチング”
褒め殺し!泣 恐れ多いです。(両方ヤバいからこの2グループYoutubeで探してみて)
一方、birdと同じCDに収録されているカップリングの「主旋律」はプレステージ加藤との弾き語りやバンドのライブでも定番となっている。少ない編成でも割りとイケる感じがするのでやっている。こちらの音源ではericaさんの参加はない。birdでコラボさせてもらっただけでも嬉しくて細々とでも音楽を続けてきた甲斐があり、思い残すことはないな死ね状態なのだが、嬉しいことが続いた。ericaさんが「私の歌を載せてみたんですけど・・・」と主旋律にボーカルを載せてくれたのだ。SoundCloudにずっとあるので聴いて欲しい。
これは本当に嬉しかった。それまでもトーニャハーディングのゆるめのBPMの曲を好きだと言ってくれたりしてたし、おじさんが歌うとしみったれて先行き不安な人生を想起させるような曲でもericaさんが歌うと華やかになる。
こういった事の数々がericaさんにとって完全に過去のことで蒸し返すなよという感じかもしれないが、俺なりのリスペクトの示し方は無いものか考えた。というか、ericaさんだけでなく、遥か太古に主旋律という曲の原案を作り演奏もしておりトーニャハーディングでやるにはアレンジが弱いと封印していたプレステージ加藤、Englishman in New Yorkという稀代の名曲を生み出したSTING、自分で演奏できもしないのにカンとPC画面でメロディを作って超タイトな時間でレコーディングしてもらったトランペットのワタナベアヤノ、その他も含めて関わった人すべてへのリスペクト。
「そういえば、アイドルが頑張ってる姿が美しい。チアダンが美しい。とか言って泣いてるけど、俺って頑張ったことあったっけ」
と思った。ミドルライフクライシス真っ只中なのでツイッターやめたりこういうことばかり言ったりするのを許して欲しい。そのうち自分の中で全てがどうでも良くなる。でも、出来ないことが出来るようになりたい。中年がそう思うことはただみっともないだけなのか。さておき、spa warsのライブ演奏でしばらく省いていた裏メロを猛練習し始めたり、その一環で主旋律のトランペットソロをギターで弾けるようになるんだ!と急に思いたった。ヤバい。多分ああいうの全然弾けない。3日経って全く歯が立たなかったら無かったことにしようとMy Ruleを決めた。
なんとか形になっているのでは!?月曜からメチャクチャ頑張った。指もケガした。メロディは完全に頭に入っていて歌えるのに左手の運指も右手のピッキングも全く追いつかずに、しかも単音で弾くときに隣の弦で同じフレットって綺麗に音出すの大変だしギターで作ってないから縦の移動とかも無理ゲーだし・・・ジャズギタリストだとか上手い人からしたら余裕かもしれないけど、大変だった。でも、自分がこのレベルのことにすらトライしていない人生だったということを再認識したし、これくらいならやれるんだということもわかった。
強引にまとめるけど、ericaさんに出会っていなければこういうことにもならなかった。彼女がいたからギックリ腰でまともに歩けなくても死ぬ気でお台場に行ってエリボンがTIFで輝く姿を観ようと思えたし、再びギターを頑張ってみようという気持ちになれた。感謝しかない。それに、nagomu tamakiはこういうタイプの曲苦手そうだから歌いたければ俺たちに作らせて欲しい。いやこの〆め方ではいかん。あと10日と少し、アイドルとしてのericaさんを心から応援していますし、卒業後の活躍にも期待しています。これまで本当にありがとうございます。
トーニャハーディングさんの名前を何故かずっと前から知っていたのですが、ぇっかちゃん経由で知ったことをこのブログで思い出しました。
> けごんさん
そうだったのですね。ericaさんには大変お世話になりました。
いつも楽しくブログ拝見しております。
西野七瀬さんの卒業を受け止めきれないままコメントしております。。
トーニャハーディングさんは欅坂は興味ありますでしょうか?
妹分扱い?のひらがなけやきというグループの富田鈴花さんという方がブログでジャージを着ていらっしゃったのでご報告いたします。
パフォーマンスロゴのアディダスをジップ全閉で着ており、て幸せな気分になりました。。
> エルガイムさん
富田鈴花さんについての情報ありがとうございます。ひらがなけやきは何人か気になる子がいますが、富田さん握手会でジャージ着るなんて素敵ですね。