このキービジュアルからしてエグい。
誰も選べないでしょ・・・しかもみんな良い子っていう。ジャンプ連載中はなんかいけ好かない漫画だなと思って敬遠していたのと、あの頃読んでもリアルの経験が無さ過ぎて何も思わなかったかもしれない。白石聖ちゃんが可愛すぎる & Netflixに来てるので観ないわけにはいかなくなり、チェック。
すると、こんなに泣けるとは・・・ アイズも、モテキも、SUNNY 強い気持ち・強い愛も、同世代感が凄くて、当時の空気を支配していた曲や流行があまりに強いというのもあって、恥ずかしげもなくあるあるを用いた「共通項パワー」みたいなので持っていけるのがズルいです。
遅ればせながらドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』も観たけど(原作のスパルタ婚活塾もLOVE理論も最高)、これも年齢が39歳という設定が涙の量を増やしました。かなり号泣。私も来月で39です。
ある意味モテキよりヤバい
モテキはコミカルだったりメタを利用して、制作側がニヤけながら観る者の首を締めてくる感じがあるけど、単純に笑って済ませられる(誤魔化せる)から良いと言える部分があります。それに引き換えアイズはほぼシリアスに、淡々とイケてない己と向き合わされ、でもドラマの中の主人公は結局モテまくりじゃねーかよ!という状況。観たいけど、リモコンや携帯を投げたくなる。
寺谷が良い奴すぎて毎回泣く
こんな友達がいたら自分の人生も少し違ったかもしれない。そんな風に考えてしまって毎回泣けるんです。ドラマの中でも幾度となく主人公を救います。きっと私以外にも「こんなに良い奴いんのかよ?」と涙した人はいるに違いない。アツくて友達想いで、バカでひょうきんでエロい。本当に寺谷が出てくるシーンは大体泣けるんです。
最後の方で愛ゆえに主人公を突き放したと思いきや、主人公とヒロインのために大胆な行動に出たりと、100点満点。いちばん幸せになって欲しい奴。
白石聖ちゃんが可愛いすぎる
元々このためにドラマを見始めたはずが、3番目に書くくらい、ドラマそのものや寺谷にヤられたと言わざるを得ません。それくらい、友情についてのアツさを感じました(もっとエロシーン見せろや!)・・・と言いつつ触れないわけにはいかない白石聖ちゃんの可愛さよ。とりあえずメディアには「透明感」と言っておけばなんとかなる風潮を禁止します。
ぶっちゃけ、葦月伊織というキャラクターは個人的にあまり好きになれないというか、どう考えてもこれまでの人生で自分を相手にしてくれるようなタイプじゃないので、なかなか感情移入ができないのです。それでも「俺は伊織ちゃんを死んでも守る」と夢の中で発言したと思ったら実際に寝言で言ってて明け方ハッと目覚めてしまうくらい白石聖ちゃんが可愛くて、最早これは可愛い女子を描く神こと桂正和先生の描くオリジナル伊織を超えた存在なのでは!?と評したくなります。
エロくなる場面で、こういう子が微妙な積極性を発揮してくれるという奇跡は、男の夢・憧れ・煩悩の類を具現化したものであり、現実的にはあり得ないので、実写化をしてくださった方々、キャスティングをしてくださった方々、事務所の方々、白石聖さん、聖さんのご両親、改めて心より感謝申し上げます。キスシーンは全て最高です。
いつきも捨てがたい!でもハッピーエンドになれないフラグみたいなのがほぼ実体化してるんじゃないかぐらいにビンビンの存在なので、明るくて可愛くて自分のことを好きだけど、なんかこう行けない感じもわかるんです。
泉ちゃん。ヤリマン臭いこと以外は最強なんじゃないか!?私が付き合えるならこの子なのでは!?と思うも、やはり身体でグイグイ行くタイプの人間はそれを人生で何度も繰り返す傾向にあるので、難しい。でもこの役の萩原みのりちゃん、超絶かわいいですよね。こんな子にせっつかれて正気保ってられる人間は少なくとも私の件数の少ない電話帳には存在しません。
加藤小夏ちゃん a.k.a. 麻生藍子、加藤小夏ちゃんがまた可愛いすぎる・・・おかしいんですよね、病んでる主人公がこの子を前にして踏みとどまれる理由があまり思いつかない。だって彼女と上手く行ってなくて、脳裏に別れもよぎり、お隣さんで、両想いの可能性・possibilityに溢れている女の子に手を出さないなんて、私の電話帳どころかタウンページのどの電話に出た男も不可能ですよ。
Mrs. GREEN APPLEの曲が良すぎる
天才。この人たちと髭男は良い曲が多くて、売れ線にこういう人たちがいるのが個人的に心の救いであります。
青春
私に青春と呼べるものはほぼなく、大学デビューかと言われると別に華々しく何かを打ち立てたり謎のキャラ変をしたこともなく、その時々や帰属集団内で仲良しめいたような存在が生まれるも、その後ほぼ疎遠になっています。
現在携帯の電話帳に入っているのは怪しい職業の人か家族くらいです。ていうか今見てみたら仕事関係合わせても全部で20件くらい。だから常に、すぐ集まれるいつもの仲間みたいなものに憧れをもってきたような気がします。でも、老いと共にそういったないものねだりが薄れてゆき、たまにでも呼んでもらえたら良い、多くを望まないようにすればがっかりすることも無い、そういった思考にシフトしてきています。
アイズはそんなしまいこんだ願望を引っ張りだし少しささくれさせたことも否定はできませんが、自分は許されなかったような失敗がこのドラマの中では優しさに包まれたことで、暖かな気持ちを持たせてくれもしました。
ずっと元気が無かったのですが、こういうドラマや良い書籍に出会え、そして遠征ついでに数年ぶりに行ったキャバクラで少し元気を取り戻してきました!
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