Tears in Heaven
Youtubeを見ていると、ふととても懐かしい曲に出逢います。
■Tears in Heaven / Eric Clapton
エリック・クラプトンの「アンプラグド」というアルバム、当時中学に入ってアコギを買った人間全員が狂ったように聴いて、クラス中の全員をノイローゼにさせるまで弾きまくった「Tears in Heaven」。
10代の頃訪れたロンドンの楽器屋さんには
“「Tears in Heaven」「More Than Words」「Stairway to Heaven」を弾いたら罰金5ポンド”
みたいな面白い張り紙をしているところもありました。それくらい世界中の人に愛され狂ったように演奏される曲。
Lady Satin’s English Project
この方のブログに
訳詞の世界~Tears in Heaven – Eric Clapton(和訳)
があり、「Tears in Heaven」の和訳を探すと一番上の方に出てくるのも納得の記事です。
この曲についてのエピソードをぼんやり知っているだけで、狂ったようにギターを弾いた割りには、このブログの方のようにクラプトンの心境に寄り添うことはこれまであまりありませんでした。
山田ワープ
先日、山田ワープの墓参りに行きました。
「何人かで車で行こう」なんて話もコロナで流れ、しばらく経ってようやく行けました。
山田について考えるとき「Tears in Heaven」の歌詞にとてもシンクロするので、墓に行ってすぐは写真をアップするのが精一杯で、それを言葉にする気力がありませんでした。
■ブレーメン / くるり(トーニャハーディングカバー)
ちょうど3年くらい前、京都のライブに山田が参加してEWIを吹いてくれたことがとても嬉しかった。でも山田が死んでからブレーメンはしばらく聴けなくなりました。
Carpenters
カーペンターズの「I Need to Be in Love」という曲が昔から好きで、Youtubeでソロギターの演奏を探していました。
とても素敵な演奏をする方の動画を見つけて染みつつ、邦題「青春の輝き」はちょっとおかしいよな、結構悲しい歌だよな、という気持ちで原曲を聴き返したり、歌唱が驚異的過ぎるライブ映像を観たり。
■I Need to Be in Love / Carpenters
自分の中でこの曲と対比させるのが、次の曲。
■Goodbye To Love / Carpenters
対比のようでいて一貫しているとも思わせる、カレンの人生観が突き刺さってきます。
ライブ映像では少し丸い音になっていますが、原曲を聴くとこの美しい曲に突然のファズギター!大学時代にプレステージ加藤とこの曲の凄さについて意気投合したものです。
オリジナル曲
そしてこの「Goodbye To Love」インスパイアというかリスペクトで、我々トーニャハーディングは5年前の今日こんな曲をリリースしたのでした。
誘っていただいた年末のイベントにCDを持っていけるように、慌てて仕上げたつもりが、ここのアレンジはこうだろう、ギターの音なんでもっと攻めねーんだ!などと今聴いてみると自分に沢山のツッコミを入れたくなります笑。
凄いメンツ!
上の曲「気化熱」EPにある「まちあるきのうた」も京都でライブ出来たのがとても嬉しかったです。
色んなことがあって、流されたり時に真剣に向き合ったりしつつ、なかなか振り返ることも先に進むことも出来ていなかった気がします。
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